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メーガン妃の「愛は偽物」 すべてが“まやかし”に見えると有名フェミニストが痛烈批判 英紙が報道
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フェミニストと称賛されてきた妃だったが… 「結婚式から偽物の臭いがする」とバッサリ
世界的に有名なオーストラリア人のフェミニストで作家、ジャーナリストとしても著名なジャーメイン・グリア氏が、オーストラリアのテレビ番組「60ミニッツ」に出演し、メーガン妃を真っ向から批判。ヘンリー王子への愛は「faking love」(偽物の愛)だと痛烈な発言をした。メーガン妃自身もフェミニストと言われ、カナダ移住後にもバンクーバーの女性保護シェルターをお忍びで訪問する姿が報じられている。その際に、ゴールドのネックレスを付けていたが、プレゼントされたネックレスにその場で付け替える優しさを見せていた。積極的に慈善活動に取り組む妃の姿はなぜ批判されたのか、英紙が報じている。
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英大衆紙「デイリー・メール」をはじめ、さまざまな英メディアが取り上げたところによると、1960年代初頭からアメリカで始まった、世界的な女性解放運動「第二波フェミニズム」の代表的な運動家であるジャーメイン・グリアさんは「メーガン妃のすべてが“まやかし”に見える」と発言。これが英メディア上で大きな波紋を呼んでいる。
歯に衣着せぬ発言で有名な81歳の大御所フェミニストは、まずその結婚式から「セレブリティが勢揃い。そこに偽物の臭いがする」とバッサリ。さらにその結婚生活についても「はっきり言ってひどい。ショービジネスの臭いが充満して、メーガン(妃)の世界はあまりにも人工的。(その結婚生活も)作られた見世物という印象で、本物の愛という感じがまったくしない」と切って捨てた。
この批判が飛び出したのは、メーガン妃とヘンリー王子がマイアミの超高級ホテルで行われた投資銀行「JPモルガン・チェース」のパーティーの壇上に登場した直後。そのギャラは日本円で5500万円とも1億1000万円とも言われ、破格な金額が話題になっていた。
皮肉なのは、メーガン妃自身も「女権」を始め、さまざまな人権運動に熱心な活動家と言われているということ。それが20世紀を代表する先駆者的なフェミニストに批判された格好だ。
王室引退で「経済的な自立」を宣言したこともあり、またアメリカ屈指のPR会社が後ろ盾になっていることから、今後もショービジネス的な活動が繰り返されると予想されるが、同時にこのような金満さが「偽物ショービジネス」と批判の対象になる可能性も大いにある。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)