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ヘンリー王子とメーガン妃 ファミリーの重大行事を欠席か 「非常に大きな汚点になる」可能性を王室専門家が警告
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仲良しのいとこベアトリス王女が5月に挙式が決定 婚約発表写真が“似ている”と言われたことも
エリザベス女王の孫で、ヘンリー王子のいとこにあたるベアトリス王女の結婚式は2020年5月29日に日取りが決まり、王室を離脱するヘンリー王子とメーガン妃もファミリーとして出席するものと報じられていた。しかし、ここに来て夫妻は欠席するのではないかという見方が出てきた。ヘンリー王子とベアトリス王女とは年齢も近いことから仲が良く、王室内の幼なじみとしてともに成長してきた間柄だ。子ども頃の2人が“じゃれ合う”姿は微笑ましいシーンとして話題となり、その親しさ故か、ベアトリス王女が婚約発表の際に公開した写真は、加工やポージングがメーガン妃とそっくりだったことから、王女が“マネ”していると報じられたこともあった。このように近しい間柄でありながら、欠席ともなれば「王室に対して敬意がない身勝手な行動」と批判されると英紙が報じた。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、ヘンリー王子とメーガン妃は最後の公務として、3月9日に予定されているコモンウェルス・デーの式典に出席する。その後、3月末日で公務から退く2人だが、英王室とは「ある程度の距離を保つのではないか」と見られているという。
そこで注目されるのが5月に行われるベアトリス王女の結婚式だという。ヘンリー王子とは幼なじみでもあるベアトリス王女。“王室引退”直後にメーガン妃と出席するのかどうかが取り沙汰されているが、メーガン妃が王室の人間関係に嫌気がさしているというのはもはや公の話。それが原因で、もしも今年初めてのロイヤルウェディングにサセックス公爵(ヘンリー王子)夫妻が欠席ということになれば「大問題になる」と王室専門家が警鐘を鳴らす。
王室関連の著作で有名なジャーナリストのアンジェラ・モラード氏は「ユース・アンバサダーを任命されたヘンリー王子がコモンウェルス・デーを祝う式典に出席するのは当然です。しかし、5月にベアトリス王女の結婚式のためにまた英国へ戻ってくるのでしょうか? そこは注目したいところです」と語り、サセックス公爵夫妻が結婚式を欠席する可能性を示唆している。
その上で「もしも結婚式を欠席するということになれば、これは非常に大きな汚点になります。王室に対する敬意がなく、身勝手な行動として批判を集めることになるでしょう」と断言。たとえ公務から引退しても、自らの結婚式には出席して祝ってくれた幼なじみのいとこの結婚式を欠席するとなれば「自分自身の評判のためにも良くない」とメディアを通じて警告したと伝えた。
しかしメーガン妃の「アレルギー」とも言える王室嫌いは、1月の帰国でわずか3日しかロンドンに滞在しなかったことからも明らか。果たしてどれだけ自分を抑えて、夫の親類と穏やかな付き合いができるのか。“王室引退”となっても当分の間は、2人の行動から目が話せない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)