話題
通年で発生するアニサキス食中毒 ありがちな誤解とは 厚労省が注意喚起
公開日: / 更新日:

新鮮な魚の刺身やしめサバは、日本の食卓に欠かせない料理。「しめサバは酢でしめるから安全」「ワサビを多めにつければ大丈夫」、そう思っていませんか? 実は、これは大きな誤解なのです。厚生労働省食品安全情報の公式X(ツイッター)アカウント(@Shokuhin_ANZEN)が、魚介類の寄生虫「アニサキス」による食中毒について注意喚起しています。
◇ ◇ ◇
「食酢、塩漬け、しょうゆ、ワサビでは死滅しない」
「【酢や塩での調理でアニサキスは死滅しません!】#アニサキス は魚介類の寄生虫です。食酢、塩漬け、しょうゆ、ワサビでは死滅しないので、刺身やしめサバなどの調理の際も目視確認が重要です。さらに、冷凍・加熱が有効です」と投稿した同省。
厚生労働省の公式ウェブサイト「アニサキスによる食中毒を予防しましょう」特集ページによると、アニサキス食中毒は通年を通して発生しています。特定の季節だけでなく一年中、注意が必要な食中毒なのです。
同省は、アニサキス食中毒を予防するため、以下の3つのポイントを呼びかけています。
・魚を購入する際は、より新鮮な魚を選びましょう。また、丸ごと1匹で購入した際は、速やかに内臓を取り除いてください
・内臓を生で食べないでください
・目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください
アニサキスは魚の内臓に寄生していることが多く、魚が死ぬと内臓から筋肉に移動します。そのため、新鮮なうちに速やかに内臓を取り除くことが重要です。また、マイナス20度で24時間以上冷凍するか、70度以上、または60度なら1分以上加熱することでアニサキスは死滅します。
家庭で刺身を楽しむ際は、一度冷凍した魚を使用するか、信頼できる鮮魚店で購入することをおすすめします。正しい知識を持ち、安全に魚料理を楽しみましょう。
(Hint-Pot編集部)