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「東京ならすべてキャッシュレスだと…」 初来日のルーマニア人女性が困惑 「現金でないと払えない」まさかの場所とは
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街の至るところに、世界最先端の技術がちりばめられている日本。多くの外国人観光客が、その利便性に魅了されています。念願の初訪日を叶え、ルーマニアから来た女性は滞在を満喫する一方、ある場所で困ったことがあったそう。すべてがスマートフォンで完結するだろうと見込んでいたところで焦ってしまった場所とは、いったいどこなのでしょうか。
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幼い頃からの憧れを現実に
ルーマニア出身で、現在はオランダに住んでいるクリスティアーナさんと友人のアンドレさん。ふたりにとっては初めての日本旅行です。17日間の滞在を予定しており、東京、京都、大阪をめぐります。
「小さい頃から日本の文化や作品に興味があったの。靴を脱ぐとか、ヨーロッパにはない習慣も印象的で。大学時代も日本人の友人がいたし、身近な存在だった。就職してからお金を貯めて、ようやく来ることができたわ。だからすごく幸せ」
大都市・東京 想像と現実のギャップ
幼い頃から日本に憧れを抱き、就職後に資金を貯めて迎えた今回の旅行ですが、想定外のギャップを感じる場所がありました。
「初日だったんだけど、現金でないと払えなかったこと。東京のような大きな都市だったら、すべてキャッシュレスでいけると思っていたんだけど、駅に行ったら現金でないと切符を買えなくて……」
世界でも指折りの大都市・東京であれば、普段と同じようにスマホひとつで完結すると見込んでいたようですが、想像とは異なる現実に直面したといいます。
「普段はアプリにクレジットカード機能を入れていて、スマホですべて払っているから、カード自体も持ち合わせていなかったの。だからATMでお金を下ろすこともできなくて、焦ったわ……。幸い、彼がカードを持っていたからそれでお金をおろして、なんとかなったんだけど……。一度わかれば問題ないけど、これは想定外だったわ」
日本では、あらかじめ設定を行えば、交通系ICカードにクレジットカードからチャージをすることが可能です。しかし、そういった事前準備がなく、交通系ICカードそのものを持ち合わせいない場合、駅の券売機では現金でしか切符を買えないというケースが、今ではほとんどです。
経済産業省が発表したデータによると、2024年の日本のキャッシュレス決済比率は42.8%。堅調に上昇してはいるものの、キャッシュレスの普及率が進む諸外国と比較すると、遅れをとっている現状です。
予想外の出来事に戸惑い、それを乗り越えることもまた、異文化に触れる旅の醍醐味といえるでしょう。残りの滞在でもさまざまな発見をし、違いをも楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
