話題
最初は「100~200円収入」→最終的に「20万円要求」… 横行する巧妙な詐欺手口に注意 「私も騙された」の声
公開日: / 更新日:

「簡単に稼げる副業」という言葉は、魅力的に映るかもしれません。しかし、SNS広告などで「“いいね”を押すだけで稼げる」と謳う副業には、巧妙な詐欺の罠が潜んでいます。独立行政法人国民生活センターが公式YouTubeチャンネルで注意喚起を行うと、コメント欄に「私も騙されたよ!」という被害の声が寄せられました。
◇ ◇ ◇
最初は100~200円、最終的に20万円要求
同センターが紹介した事例では、SNSの広告を見て興味を持ち、リンク先のサイトでメッセージアプリの追加を求められました。そのアプリで連絡が来て、“いいね”をした画像を送ると、毎回100~200円が振り込まれました。
すると、次に別のタスクが提示されます。それは「個人名義の口座に1万円を振り込むと、1万3000円がもらえる」という内容でした。うまい話だと思い、1万円を振り込むと、今度は5万円を要求されます。
その5万円を払わないと1万3000円が受け取れないだけでなく、タスク未達成という名目で違約金も請求され、何度も請求が続きました。結局、合計20万円を振り込んでしまったといいます。
同センターは、こうした手口について「最初に少額の報酬で信用させたうえで、さまざまな理由をつけて金銭を要求してくる」と注意を呼びかけています。
個人情報の開示にも注意
同センターは、以下の2点について注意を呼びかけています。
・「簡単に稼げる」ことを強調する広告は詐欺の可能性があるので、鵜呑みにしない
・相手方から住所や氏名、銀行口座の情報、免許証の写真等の個人情報の開示を求められる場合があるが、安易に個人情報を開示しない
詐欺業者は、報酬を振り込むという名目で銀行口座の情報を聞き出したり、本人確認という理由で免許証の写真を要求したりします。一度、個人情報を渡してしまうと、悪用される危険性があります。
動画のコメント欄には「占い系でも、入ったら請求されました」「私も騙されたよ! だから、その借金を返済してる」という、実際の被害者と思われる声が寄せられています。
「簡単に稼げる」という甘い言葉の裏には、必ず落とし穴があります。少しでも怪しいと感じたら、すぐに手を引くことが大切です。困ったら「消費者ホットライン(188)」を利用するなど、相談しましょう。
(Hint-Pot編集部)