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「表示がないから安心」は危険 カシューナッツのアレルギー表示義務化でも約2年は注意が必要 消費者庁が呼びかける購入前の確認習慣とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

健康ブームで人気のナッツ類(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
健康ブームで人気のナッツ類(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 ナッツ類を使った食品は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで豊富に取り揃えられ、好みのものを手に取りやすい環境が整っています。そんな身近な食品のアレルギー表示ルールが、4月1日から新しくなりました。消費者庁の公式X(ツイッター)アカウント(@caa_shohishacho)が変更内容や注意点を投稿し、注意喚起を促しています。

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「カシューナッツ」が“推奨”から“義務”へ

 4月1日から食物アレルギーの表示義務品目に「カシューナッツ」が新たに追加されました。これまでは「できれば書いてほしい」という推奨品目の位置づけでしたが、今後は食品への表示が義務となります。また、「ピスタチオ」についても新たに表示推奨品目として同日、追加されています。

 リプライ(返信)や引用リポストでは、「カシューナッツは推奨から義務になったんですね」「覚えておかなくちゃ……」「近年、『木の実類』アレルギーが急増しており、ありがたいです」「今か今かと待ってました~!」「ピスタチオアレルギーなので助かる……!」などの声が寄せられています。

約2年間の切り替え期間中は表示されていない商品も

 アレルギーを持つ方がとくに気をつけたいのが、約2年間ある「切り替え猶予期間」の存在です。消費者庁は食物アレルギー患者に向けて、「表示の切替期間としての約2年間は、義務表示品目としてカシューナッツが表示されていない可能性があります。ご注意ください」と呼びかけています。

 つまり、カシューナッツが原材料に含まれていても、表示されていない商品がしばらくの間、店頭に並ぶ可能性があるということです。アレルギーを持つ方やお子さんの食事を管理する保護者の方は、「表示がないから安心」と判断せず、購入前に原材料欄の丁寧な確認を、習慣として続けることが大切です。

 近年の健康ブームを背景にナッツ類の消費量が増えるなか、「木の実類」アレルギーの症例数も増加しており、表示ルールの整備が求められていました。スーパーやコンビニで食品を手に取るとき、裏面の原材料表示をひと目確認する小さな習慣が、自分や大切な家族を守ることにつながります。

(Hint-Pot編集部)