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「すごいのが出てきた」 亡き母の遺品整理で驚きの発見 「本当に働き者だった」母の生きた証に涙
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いまや世界中で高く評価されている、日本のアニメ。その裏側には、かつて手作業で支えられていた時代がありました。そんな制作の一端を物語る、1枚の請求書がX(ツイッター)で話題を呼んでいます。3.3万件もの“いいね”を集めた投稿について、投稿者のロッズ(@rods_skyfish)さんにお話を伺いました。
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「セル画の単価ってそんなに安いんですね」 1枚70円の請求書に驚きの声
「すごいのが出てきた。母さんがセル画塗りのバイトしてた頃の請求書」
そんな書き出しで投稿された1枚の写真。そこには、手書きの請求書が写っています。
「1枚70円! ほとんど内職! それにしてもドラゴンボールとかアンパンマンを塗ってたのは知ってたけどミスター味っ子も塗ってたんか……」と驚きの声が並んでいるように、有名作品名が並びます。
アニメはセル画が主流だった時代、セルロイドという透明なプラスチックシートに、1枚ずつ手作業でキャラクターの色を塗っていく工程がありました。線画の裏側から絵の具を重ね、ムラが出ないよう細心の注意を払いながら仕上げていく、根気と集中力が求められる作業です。
今回見つかった請求書は、まさにそうした彩色作業に携わっていた当時の記録。請求書に記された合計金額2万370円と単価に照らし合わせると、膨大な枚数を塗り上げていたことが伝わってきます。
現在はデジタル制作が主流になり、こうした工程を見る機会がほとんどなくなりましたが、かつての作品はこうした手仕事の積み重ねによって生み出されていました。なにげなく楽しんでいたアニメの裏側にあった、地道な作業に改めて驚かされます。
この投稿には3.3万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「うちの母親も塗っていたらしい」「懐かしくなっちゃった」「セル画の単価ってそんなに安いんですね」といった声が寄せられています。
