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「愛し合ってるよ」 認知症の夫を支える61歳女性 若者のひと言に救われた瞬間に感動の声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

手を繋いで歩く夫婦(写真はイメージ)【写真:写真AC】
手を繋いで歩く夫婦(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 年齢を重ね、病気や介護と向き合うなかで、夫婦のかたちはどのように変わっていくのでしょうか。思わず胸を打つ投稿が、スレッズで2万件もの“いいね”を集めて話題になっています。投稿者のKOREKIYO(korekiyo_sora_to_umi)さんに詳しいお話を伺いました。

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老夫婦の歩みに若者がかけた言葉

「認知症の夫と暮らす」――そんな書き出しで、日々の出来事をスレッズに投稿しているKOREKIYOさん。脳梗塞の後遺症で右半身に麻痺が残り、認知症を発症した16歳年上の夫と向き合いながら、石川県金沢市でパンと惣菜の店「シエル・エ・メール(空と海)」を営んでいます。多忙な日々のなかでも、投稿には夫への変わらぬ愛情が丁寧に綴られています。

 なかでも大きな反響を呼んだのが、約2万件の“いいね”を集めたある投稿。夫としっかり手をつなぎ、スーパーマーケットの駐車場を歩いていたときの出来事を記したエピソードでした。

 その日、KOREKIYOさんは「金髪で長髪、パジャマのようによれた服を着た若いカップル」とすれ違いました。夫は麻痺の影響で歩くペースがゆっくりなため、怪訝な表情を向けられるのではないかと感じたといいます。しかし、返ってきた反応は予想とはまったく異なるものでした。

「愛し合ってんなぁ 俺たちも歳とったら あんな風に歩こうな」

 男性が隣の女性にそう語りかけるのを耳にし、KOREKIYOさんは思わず涙がこみ上げたといいます。「おばちゃん 泣きそうだった 愛し合ってるよ」と、投稿は温かな言葉で締めくくられていました。

 投稿のコメント欄には「泣きました」「私もそんな夫婦になります!」「金髪ロン毛カップルさんたちの幸せを祈ります」「まだまだ世の中捨てたもんじゃないですね」など、感動の声が寄せられています。

 また、「人は外見だけでは判断できないですね」という声に対し、KOREKIYOさんは「外見で判断しそうだった自分が恥ずかしいです」と振り返っていました。