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訪日アメリカ人が「日本の卵を5パック、買ってきて」 “まさかのリクエスト”を受けた日本人ボランティア 驚くべき理由とは
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普段の生活で、食品や日用品“生産国”をどれほど意識しているでしょうか。価格や使い勝手を優先して選ぶことも多く、「どこで作られたものか」を気にする機会はそれほど多くないかもしれません。ハワイ在住の主婦ライターi-know(いのう)さんは、ある外国人女性が日本製を愛し、買い求めている姿を見て、改めて「日本製は素晴らしい」と気づかされたそうです。第105回は「外国人が教えてくれた“メイド・イン・ジャパン”の素晴らしさ」です。
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「メイド・イン・ジャパン」にこだわる女性を案内
今から約15年前、私が日本に住んでいた頃のことです。当時、私は訪日外国人を希望の場所に案内し、通訳をするボランティアをしていました。そこで出会ったのが、今でも卵……と聞くと、必ず思い出す、あるベトナム系アメリカ人の女性です。
その女性は株式トレーダーとして活躍し、とても裕福な方でした。そして、とにかく「メイド・イン・ジャパン」の代物にこだわる人だったのです。
ある日、宿泊先のホテルに迎えに行くと「メイド・イン・ジャパンの白い茶碗が欲しい」とリクエストを受け、キッチン用品店が立ち並ぶ町へお連れすることに。ところが、白い茶碗を扱っているお店はたくさんあれど、日本製が見つかりません。
その女性は「どうして日本に、こんなに外国製の食器があるの?」と驚いていました。日本人の私ですら、その事実にハッとさせられました。
結局、その女性は日本製の土鍋を5つ購入。お目当ての代物ではありませんでしたが、日本製のものが買えたことに満足し、その町をあとにしました。
そんな経験をするまで、恥ずかしながら、お店で売られている商品の生産国をあまり気に留めていなかった私。それ以来、「せっかく日本に住んでいるのだから、できるだけ日本製のものを購入しよう」という意識に変わりました。
