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「日本なのに日本じゃない」 オーストラリア人が混乱 夜の街で違和感を覚えた光景とは
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清潔で安全、礼儀正しい――。訪日外国人が日本に抱く、こうしたイメージ。しかし、その印象を一瞬で覆すまったく別の顔が、都市の一角に存在します。オーストラリアから訪日したカップルが「ぽっかり穴が開いているみたい」だと混乱した場所とは、いったいどこなのでしょうか。
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再訪の決め手は“母国との対比” 「日本はすごく違う」
オーストラリアのメルボルンからやってきた、ウィルさんとアレックスさん。ふたりにとって、これが2回目の訪日です。滞在は2週間を予定しており、金沢や大阪、京都をめぐり、現在は最終目的地の東京を満喫しています。日本を旅先に選んだ理由について、ウィルさんはこう話しました。
「日本は、自分たちが住んでいるオーストラリアと文化が大きく違うのが一番の理由かな。そんなに遠くないっていうのも大きいよ」
また、日本の印象についても好意的に語ってくれました。
「日本はきれいだし、人々はとても親切でフレンドリー。なんといっても食事が最高だし、自然も美しいよね」
異彩を放つ繁華街を前に「日本なのに日本じゃないみたい」
そんなふたりが、思わず言葉を失った場所がありました。それは、滞在していた新宿のホテル近くで目にした“夜の光景”です。
「唯一、びっくりしたことがあったの。ホテルの近くなんだけれど、夜になると全然違う雰囲気になるエリアがあって……」
そう話すアレックスさんは、少し戸惑った表情を見せます。
「そのエリアだけ、ぽっかり穴が開いているみたいに、周りと雰囲気が全然違うの」
ウィルさんも、深くうなずきます。
「本当にそう。なんていうのかな……日本なのに日本じゃないっていうか。何が起きているのか、うまく理解できなくて混乱したんだ」
新宿駅の東側に広がる歌舞伎町は、ネオンと店舗がひしめき合う日本有数の歓楽街。昼間の整然とした街並みから一変し、夜になると強烈なエネルギーに包まれます。視界いっぱいに広がる光と情報、人の流れ。その圧倒的な密度は、ふたりが抱いていた“静かで整った日本”というイメージと大きくかけ離れていたようです。
ウィルさんも「言葉もわからないし、何が起きているかが飲み込めなくて、ただ日本らしくないって感じたんだ」と続けます。
整然とした街のすぐ隣に広がる、もうひとつの顔。その強烈なコントラストは、ふたりの記憶に深く刻まれたようです。
(Hint-Pot編集部)
