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長野で地震発生、その瞬間… 北アルプスで救助隊を襲った異変 長野県警が公開した衝撃映像に「息が止まったわ」の声
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まもなく迎えるゴールデンウィーク。雄大な景色や達成感などを味わうために、登山を計画している人もいるでしょう。しかし、そこには常に予期せぬリスクが隣り合わせであることを忘れてはなりません。長野県警察山岳遭難救助隊は公式X(ツイッター)アカウント(@NAGANO_P_M_R)に1本の動画を投稿し、注意を呼びかけています。
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救助活動中に襲った「一瞬の異変」
「長野県北部を震源とする地震が発生した同時刻に、北アルプス白馬岳で救助活動に従事していた当隊隊員のカメラ映像です」
そんな緊張感あふれるコメントとともに投稿された動画には、4月18日の地震発生と同じ時間帯、白馬岳の険しい岩場で動けなくなった人を懸命に救助する隊員たちの様子が記録されていました。
現場は残雪が残る不安定な斜面。足場も悪いなか、隊員が救助者にリードを装着し、固定箇所の安全を仲間と確認していたまさにその瞬間、震度5強の揺れが発生します。直後、隊員のすぐ右側の斜面から巨大な雪塊と岩が轟音を伴って崩れ落ち、雪崩となって襲来。映像は大きく揺れ、隊員たちは咄嗟に「ラク(落石)!」と叫びました。
幸いにも直撃は免れ、隊員同士で声を掛け合いながら救助者を含めた全員の無事を確認。一歩誤れば二次災害につながりかねない、極めて危険な状況でした。動画では、こうした山岳地帯特有のリスクについてもテロップで注意喚起しています。
「登山中に地震が発生すると、雪崩、落石、土砂崩落などが発生する場合があります。また、今後しばらくの間は、同規模の地震が発生する可能性が高まっており、さらに強い揺れを伴う地震の可能性もあるため、長野県内で登山を計画されている方は、十分注意してください」
こうした不安定な状況を踏まえ、同救助隊は投稿で「登山の中止や計画の変更をお願いします」と呼びかけています。
投稿のリプライ(返信)には、「この動画を観て息が止まったわ……。地震後の山って一瞬で地形が変わるんだなって、改めて自然の怖さと謙虚さを実感したよ」「救助隊の方々が二次災害にあいませんようにと祈るばかりです……。どうぞご安全に」「登山禁止にしたほうが良いよ。救助員さんがかわいそうすぎる」といった声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)