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「避けてもらって当たり前」は通用しない? 自転車でついやってしまう“危ない癖”に潜むリスク 神奈川県警が教える回避策とは
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自転車は、私たちの生活に欠かせない便利な移動手段です。しかし、手軽に乗れるからこそ、つい「自分は大丈夫」という油断が生まれてしまうこともあります。そんななか、神奈川県警察本部交通部交通総務課の公式X(ツイッター)アカウント(@kpp_koutuu)は、自転車の運転について注意喚起。日常のなにげないシーンに潜む危険を指摘した内容に、多くのドライバーや歩行者から共感と恐怖の声が寄せられています。
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日常に潜む「ヒヤリ」とする瞬間
「自転車走行中、歩道から車道に出る際、後方の確認をしていますか。急な車道への飛び出しは、自動車の急ブレーキによる事故や対向車線を走行する車両を巻き込む事故にも繋がります。自転車の運転者は後方確認のほか、減速または停止などをして安全を確認してから車道に出るようにしましょう」
こんなメッセージとともに公開されたイラストには、まさにその危険な瞬間が描かれています。歩道から斜めに車道へと飛び出す自転車と、その直後に迫る自動車。自動車の運転席に座る男性は突然の出来事に驚き、急ブレーキをかけています。
この投稿に対し、リプライ(返信)には「数メートル後ろしか見ていなくて、自動車からすれば1秒で追いつく距離だと確認できていないのでは」「車が避けてくれて当たり前だと思っている人が多すぎる」「自転車が後方確認するのは止まってからが安全だ。走行中に真後ろを見ようとすると多くの人がふらつく」といった、ドライバー視点の切実な声が寄せられています。
神奈川県警が強く訴えているのは、歩道から車道へ移る際の「後方確認」の徹底です。たとえルールに従って歩道から車道へ進路を変える場合であっても、周りの交通を妨げるような急な進入は、大きな危険を伴います。
2026年4月からは、16歳以上の自転車利用者を対象とした「青切符(交通反則通告制度)」による取り締まりも導入されています。信号無視や一時不停止といった、事故に直結する危険な違反には、厳格な対応がとられるようになりました。進路変更時の安全確認を怠り、他車の通行を妨げるような運転も、こうした取り締まりの背景にある「重大な事故を防ぐ」という目的に直結するものです。
「避けてもらえるはず」という思い込みを捨て、まずは「首を振って後ろを見る」。自転車に乗る際は、余裕を持った運転を心がけるようにしましょう。
(Hint-Pot編集部)
