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「自転車の傘差し運転は道交法違反です」 JAFの注意喚起に「日傘も禁止」の声 「1.4メートル」も変わる実験結果に衝撃
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春先は天気が変わりやすく、雨の日が増える季節。晴れ間となれば、日差しの強まりとともに日傘の出番も増えてきます。通勤や買い物の途中、自転車に乗りながら傘を差している人を見かけたことはありませんか。実はその行為、道路交通法違反にあたります。日本自動車連盟(JAF)が公式X(ツイッター)アカウントで、傘差し運転の危険性を呼びかけると、さまざまな声が寄せられています。
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「うまく切り返せず、パイロンに接触」
「自転車の傘差し運転は道路交通法違反です」
JAFはそんな書き出しの投稿で、注意を呼びかけています。投稿では、傘を差した状態での走行について「ハンドルやブレーキの操作が困難になる」と指摘。実験では、パイロンスラローム走行時にうまく切り返せず、パイロンに接触する様子が確認されたといいます。
投稿に添えられた公式ウェブサイトの特集ページによると、制動距離の測定では、片手運転が大きなリスクになることも判明しています。
自転車はブレーキ時に前輪へ荷重がかかるため、本来は両手で前後ブレーキを使う必要があります。しかし、傘を持った状態では後輪ブレーキ中心の操作になりやすく、通常走行に比べて制動力が大きく低下。時速15キロで走行する女性がブレーキをかけてから、どれくらいの距離で止まるかを実験したところ、両手ブレーキでは平均で2.1メートルだったのに対し、片手ブレーキでは同3.5メートルとなり、停止までの距離が伸びてしまうという結果が出ています。
「日傘も禁止」認識不足の声も
この投稿には多くのリプライ(返信)や引用リポストが寄せられ、「最近は日傘の傘差し運転も見かけますね」「日傘も禁止(わかってない人が多い)」「違反の理由も知ることは重要ですね」といった声が上がっています。
とくに目立ったのが、「日傘も禁止」という指摘です。雨傘だけでなく、日傘を差しながらの運転も道路交通法違反にあたることが、十分に認識されていない現状がうかがえます。
レインコートや日よけの帽子を活用するなど、両手で確実にハンドル操作ができる方法を選ぶことが重要です。自分の安全だけでなく、周囲の歩行者や車両の安全を守るためにも、傘差し運転は絶対にやめましょう。
(Hint-Pot編集部)