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ヘンリー王子が動揺 最後の公務で見せた“硬い表情”が話題に 「非常に感傷的になっていた」と英紙が報道
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エリザベス女王の後に続いたのはチャールズ皇太子夫妻のみ 華やかだった昨年と比べ寂しい行列に
メーガン妃とヘンリー王子の最後の公務となる「コモンウェルス・デー」の式典。今年も恒例となったウェストミンスター寺院での“ロイヤルファミリー揃い踏み”が注目されたが、今回はメーガン妃とヘンリー王子の“王室引退”で華麗な行列はなし。慎ましい印象の式典となった。英大衆紙「デイリー・メール」は、昨年までと違いエリザベス女王との行列から外されたことで、ヘンリー王子が「感傷的で動揺」していたと報じ、その表情にフィーチャーしている。
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昨年はエリザベス女王を先頭に、チャールズ皇太子とカミラ夫人のコーンウォール公爵夫妻、キャサリン妃とウイリアム王子のケンブリッジ公爵夫妻、そして最後にメーガン妃とヘンリー王子のサセックス公爵夫妻が続いて行列を作り、ウェストミンスター寺院の祭壇までを歩いた。
しかし今年、女王の後に続いたのはチャールズ皇太子夫妻のみ。3世代が並んで入場し、華やかだった昨年と比べ、寂しいとしか言いようがない行列になった。
しかも“王室引退”を宣言して、このような寂しい行列の原因を作ったメーガン妃とヘンリー王子が、今年の女王の行列に加われなかったことに“動揺”していたらしい。
「メール」紙が報じたところによると、今年の女王の行列から外れたことに象徴されるように“ファブ4”(素晴らしい4人組)と騒がれ、ロイヤルファミリーの中心にいた昨年とは大きく境遇が変わったことに「メーガン妃とヘンリー王子は非常に感傷的になっていた」と王室筋が証言する。同紙は記事の中で、硬い表情のヘンリー王子の写真を掲載している。
メーガン妃とヘンリー王子の2人が“王室引退”を宣言したことで、今年はキャサリン妃とウイリアム王子も行列には加わらず、祭壇近くの最前列の席で女王を迎えた。
メーガン妃とヘンリー王子は2列目に着席。兄夫婦とは短い挨拶を交わしただけで、親しく言葉を交わすような場面はなかった。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)