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「あんなのヨーロッパでは見たことないよ」 ポルトガル人が日本の文化に驚愕 自然のなかで「よく見た」光景とは
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身近なところで四季の移ろいを感じられる日本。自然と調和する光景に、海外から訪れた人が驚きや感動を覚えることも少なくありません。初めて日本を訪れたポルトガル人も、散策中に出合ったある景色にすっかり魅了されたといいます。自然があふれる場所で見つけた“ある工夫“とは、いったいなんだったのでしょうか。
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気ままに日本旅行を満喫
ポルトガルから、初めて日本へやってきたマイケルさん。2週間ほどの滞在を予定しており、東京と京都を中心に観光名所をめぐっています。
「細かくスケジュールを決めずに、美術館や街歩き、ショッピングを楽しみたいと思っているよ。東京で良かったのは根津美術館だね。庭園と作品が見事に調和していて、すごく美しかったよ」
時間を気にせず、興味の赴くままに日本を満喫するマイケルさん。ファッションから伝統的な庭園の造形美まで、幅広いジャンルで日本文化の奥深さを堪能しました。
自然を大切にする日本の“工夫”
マイケルさんは、自然があふれる場所で、母国では見たことのない“ある工夫“に気がつきました。
「日本は緑が豊かだよね。それはちょっと意外だったよ。歩いていると自然が目に入ってくる。自然を大事にする文化なんだなと感じたよ。庭園で、木が布で巻かれているのをよく見たんだ。それも木を保護するためなんだよね? あんなのヨーロッパでは見たことないよ」
マイケルさんが目にしたのは、松の木の幹に、わらで編んだむしろを巻きつけた「こも巻き」と呼ばれる伝統的な風物詩。冬の間に松の害虫を誘い込み、春先にこもごと取りはずして駆除する目的で行われてきたものです。現在では、防除効果だけでなく、冬の庭園を彩る季節の風景としても親しまれています。
なにげなく目にした風景から、日本の自然観を鋭く感じ取ったマイケルさん。日本に滞在している間に、多くの伝統と触れながら、素敵な思い出を作ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
