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「毎朝パスタを食べる感覚と同じ」 スイス人が仰天した日本人の食習慣 「クレイジー」だけど試したくなった理由とは
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食習慣は国や地域によってさまざま。日本の朝食は、栄養バランスの良さや品数の豊かさ、体に優しい味わいが特徴とされていますが、外国人にとっては不思議に映るようです。アメリカ・ロサンゼルスに住むYoさんが、現地の生活事情や外国人から見た日本の印象などを綴るこの連載。第45回は、スイス人が驚いた日本の朝食についてです。
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スイス人男性を仰天させた日本の朝食
スイス人の男性に「日本では毎朝、何を食べるの?」と聞かれました。何を食べているかは人ぞれぞれですが、朝からごはんとみそ汁を食べる人もいると伝えると、「毎朝、ライス!?」と仰天。「毎朝パスタを食べるのは、日本人にとってあり得ないでしょう? その感覚と同じだよ」と笑っていました。
慣れ親しんだ食習慣とまったく異なるため、驚くのも無理はありません。白米やみそ汁、納豆などが写った、日本の朝食をイメージさせる写真を見せると「無理。毎日ライスは絶対に無理だよ。クレイジーだ」と苦笑いしていました。
一日の活力を生む「朝の一皿」 日本の食卓に宿る知恵と敬意
「スイスはほとんどの人がパン。時間があれば、キウイやオレンジとか、フルーツも食べるよ。でも、日本の朝食ほど栄養バランスは考えられていないかな」と、彼は自身の朝食を振り返り、日本で親しまれる朝食に感心していました。
「日本人が毎日勤勉なのは、朝食のクオリティが関係しているのかな。伝統として、残り続けているのはいいことだよね。毎日は難しいかもしれないけど、いつか日本の朝食にもトライしてみたい」
日本の食卓には、日々の暮らしを豊かにしようとする細やかな配慮と工夫が息づいています。なかでも朝食は、一日を心地良くスタートさせるために整えられた大切な時間。栄養バランスや食べやすさ、美しい盛りつけにまで心が配られたそのスタイルは、世界的に見ても魅力的な食文化のひとつといえるでしょう。
(Yo)
Yo(ヨウ)
新聞社に5年、ネットメディアに6年勤め、スポーツを中心に取材・執筆・編集活動をしたのちに退職。30代半ばでアメリカ・ロサンゼルスに拠点を移した。大学時代はバックパッカーとしてアジア、南米を放浪。仕事を含めて20か国近く訪れたものの、意思ばかり伝えてリスニングが苦手な一方通行イングリッシュに終止符を打つべく、英語習得にも励んでいるところ。
