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「一気に生命の危機に陥ります」 山で迷った際にやってはいけないこと 「沢を下った先に待ち受ける」恐怖に1.7万人戦慄
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山菜とりやハイキングなどで、山へ出かける機会が増える季節。しかし、慣れた場所だから大丈夫と思っていても、山では思わぬ判断ミスが遭難につながることがあります。長野県警察山岳遭難救助隊の公式X(ツイッター)アカウント(@NAGANO_P_M_R)は、実際の救助活動の映像を公開。遭難した女性が語った“思い込み”と、注意すべきこととは。
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山では方向感覚を失う場合も
「【人は迷うと沢を下る……】」
そんな書き出しとともに投稿された動画には、笠ヶ岳で実際に発生した遭難事故と、その救助活動の様子が映っています。
救助されたのは、息子さんと入山した高齢女性です。途中で息子さんとはぐれてしまい、探しているうちに道に迷ってしまったといいます。動画では、救助隊員が女性に状況を聞き取る場面も収められていました。
「はぐれたのに気づいて、上に戻らなかったんですか?」と聞かれると、女性自身は山を登っているつもりだったと話します。ところが「どこでそうなっちゃったのか」、方向感覚を失い、沢沿いを下っていました。
沢周辺は苔むしていて滑りやすい状態で、体がずぶ濡れになってしまったものの、幸い女性に大きなけがはなく、自力で歩くことができました。その後、救助隊にロープで安全を確保してもらいながら、ヘリで救助しやすい場所まで移動し、無事に生還しました。
沢を下った先に待つ危険とは
同アカウントは、山で道に迷ってしまったときの行動について、次のように強く警鐘を鳴らしています。
「沢を下った先に待ち受けるのは、急峻な斜面、地図にない崖や滝です。迷った末に不安定な斜面で滑落すると、けがで行動不能となり、さらに沢筋で通信が途絶、服が濡れて低体温症のリスクが高まるなど、一気に生命の危機に陥ります 『登り返す』ことが重要です」
投稿には1.7万件もの“いいね”が集まり、リプライ(返信)には「必ずそうします」「山で迷ったら尾根を目指せ絶対に沢に下りるなと昔言われたなぁ」「『自分では登ってるつもりだった』というのがなんとも怖いですね」「迷ったら登るんですね 肝に銘じます」といった声が寄せられています。
また、動画では安全に山登りをする際のポイントとして、「複数人での入山、声や目の届く範囲での行動」「携帯電話やヘッドライトなど最低限の装備の携行」を呼びかけています。
山での遭難を防ぐためには、正しい知識を身につけておくことが重要です。道に迷ったときに沢へ下ることの危険性を知り、冷静に行動できるよう備えておきたいですね。
(Hint-Pot編集部)