Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

「頭おかしいわ」 初心者向けの山で滑落、骨折した遭難者遭難者の“装備”にネット騒然 山梨県警察の呼びかけに「注意喚起する必要があるのが怖い」の声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

登山時は、服装選びも重要(写真はイメージ)【写真:写真AC】
登山時は、服装選びも重要(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 登山は、自然の絶景や達成感を味わえる一方で、装備を誤ると重大な事故につながる危険も伴います。なかでも足元は、安全な登山を支える重要なポイントです。山梨県警察山岳警備安全対策隊の公式X(ツイッター)アカウント(@yamanashi_M_R)は、初心者向けとされる山で遭難事故が発生したことを報告。遭難者の装備に、驚きの声が上がっています。

 ◇ ◇ ◇

標高2030メートル付近で発生した悲劇…事故の原因は“足元”に

 同アカウントは「大菩薩連嶺の最高峰である『#大菩薩嶺』において下山中に滑落して足を骨折する山岳遭難が発生しました」と、事故が起きたことを報告。添えられた画像によると、遭難者が発見されたのは標高2030メートル付近でした。

 大菩薩嶺は美しい景色が広がり、初心者でも比較的登りやすい山として親しまれていますが、遭難者は大けがを負いました。なぜ、このような事態になってしまったのか、その原因について、同アカウントは衝撃的な事実を明かしています。

「遭難者が実際に履いていた靴は『スリッポン』で登山には適していません」

 投稿には、遭難者が実際に履いていた靴の写真も添えられています。写っていたのは、履き慣れた様子のスリッポンでした。タウンユースには向いていそうですが、山道を進む登山においては、あまりにも無防備な特徴が目立ちます。

 スリッポンは着脱のしやすさが魅力ですが、滑りやすい路面への対応力や足の固定力、保護性能などの面で、登山には一般的に不向きとされています。平坦な街歩きでは快適に使える一方、起伏のある山道では転倒やけがのリスクを高める可能性があるため、注意が必要です。

「手軽に登れる山だから」という油断が、大事故につながるおそれも。同アカウントは、安全に登山を楽しむために「標高の低い山であっても登山時は登山靴を履いてください。普段登山に行くときの靴を見直そう!」と呼びかけています。

 投稿のリプライ(返信)や引用リポストには「山を舐めている!」「靴底もツルツルじゃん こんなの野山のハイキングでも危なっかしいわ」「この靴で登山は頭おかしいわ」「なんと……初心者でも登れる山だけどさすがにこの靴じゃ~」「注意喚起する必要があるのが怖いです」といった声が上がっています。

 山の事故を防ぐためには、自分の体力や経験に見合った装備を整えることも大切です。靴や服装が登山に適したものか、出発前に確認して、安全に楽しみましょう。

(Hint-Pot編集部)