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昭和の知恵「新聞紙で窓掃除」 プロが今はあまりすすめない理由とは
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教えてくれた人:伊藤 まき

「濡らした新聞紙で窓ガラスを拭くとピカピカになる」。そんな掃除の知恵を聞いたことがある人も、多いのではないでしょうか。昭和の時代には定番だった窓掃除の方法ですが、掃除用品や住宅設備が進化した今でも効果はあるのでしょうか。クリンネストの資格を持つ、掃除のプロ・伊藤まきさんにお聞きました。
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昭和の知恵は間違いではないけれど…
新聞紙で窓ガラスを拭く方法は、昭和の頃は非常に理に適った掃除術でした。
新聞紙のインクには油分が含まれており、窓についた手アカなどの油汚れを浮かせやすくするといわれています。また、紙の繊維によって汚れを拭き取りやすく、読んだあとの新聞をそのまま活用できるため、手軽な掃除方法として広く親しまれていました。
そのため、新聞紙で窓を拭く方法そのものが間違っているわけではありません。実際、現在でもある程度の汚れであれば、十分きれいにすることができます。
手頃な価格のマイクロファイバークロスがおすすめ
ただし、令和の今、あえて新聞紙を使うメリットは以前ほど大きくありません。濡れた新聞紙は破れやすく、細かな紙クズが出ることがあります。また、掃除後に紙片を取り除く手間がかかるため、効率の面ではやや不便です。
現在は、性能の高いマイクロファイバークロスを手頃な価格で購入できるようになりました。水で湿らせたマイクロファイバークロスで汚れを拭き取り、その後、乾いたクロスで仕上げ拭きをするだけでも十分きれいになります。
とくに梅雨明け後や台風通過後は、窓ガラスに砂ボコリや雨の汚れが付着しやすい時期です。まずは、水で湿らせたマイクロファイバークロスで汚れを浮かせながら全体を拭き、その後に乾いたクロスで仕上げると良いでしょう。
油膜汚れが気になる場合は、ガラスクリーナーを併用するのもおすすめです。
昭和の時代に生まれた新聞紙掃除は、当時としては合理的な方法でした。しかし、掃除用品が進化した今は、より手軽で扱いやすい道具を活用したほうが効率的なケースも少なくありません。昔ながらの知恵を知りつつ、現代の道具を上手に取り入れることが、無理なく掃除を続けるコツといえそうです。
(和栗 恵)