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夏場はなぜ床がベタベタになるの? お掃除のプロが教える最適な“万能お掃除洗剤”とは
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夏の室内で気になるものといえば、床のベタベタ汚れ。フローリングの上に子どもや自分の足跡が残っていたり、床のあちこちに黒ずみが残っていたりと、お掃除で忙しくなる人も多いでしょう。このベタベタ汚れは一体何が原因なのでしょうか? また、効率的なお掃除法は? そこで東京ガス株式会社の「東京ガスのハウスクリーニング」からお知恵を拝借。担当者さんに効果的な対策をレクチャーしていただきました。
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床のベタベタ汚れ 主な原因は油汚れや足の裏の皮脂
家の中を裸足で歩く機会が多い夏。担当者さんによると、この季節にひときわ気になるフローリングの黒ずみやベタベタ汚れは、主に油汚れや足の裏の皮脂が原因だそうです。
「特に夏場や湿気が多い時期は、汗と混じってベタベタがひどくなるため注意が必要。湿気対策はエアコンのドライ機能を使って湿度を下げたり、扇風機やサーキュレーターを使って溜まった空気を循環させたりすることで可能です」
とはいえ、「時すでに遅し……」というご家庭も多いでしょう。そこで登場させたいアイテムは、万能お掃除洗剤として根強い人気を誇る重曹です。
「油汚れや足の皮脂はどちらも酸性の油脂汚れ。アルコール除菌スプレーなどを使えば菌の消毒もできて便利に思えますが、実はフローリングのワックスを溶かす可能性があります。酸性の汚れを落とすにはアルカリ性の洗剤が有効ですから、重曹が最適。お子さんがいるご家庭でも安心して使えるので、おすすめですよ」
【床のベタベタ汚れ掃除法】
1. フローリングの表面にあるホコリは取り除いておく
2. 水100ミリリットルと重曹小さじ1杯をしっかり混ぜ、スプレーボトルに入れる。次にきつく絞った雑巾に吹き付けて含ませ、その雑巾で床を拭く
3. 水拭きをして重曹水を落とした後、乾拭きをする
蒸し暑さが不快な時期だけに、お部屋の中は清潔に保ちたいもの。汚れの性質を知って重曹を上手に使ってみてくださいね。
(Hint-Pot編集部)