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「お互い様だから苦情は言えない」 アメリカ人夫の対応に驚愕 日本人妻が困惑したご近所トラブルとは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

隣家のニワトリに悩む日々…

隣人が住宅街にニワトリを放牧しているため、フンの問題などで非常に困っている【写真:i-know】
隣人が住宅街にニワトリを放牧しているため、フンの問題などで非常に困っている【写真:i-know】

 ところが、ハワイにも独特のご近所トラブルがあります。そのひとつが、ニワトリ問題です。

 ハワイというと、広大な敷地にゆったり家が建っていて、庭が広々としている……とイメージする人が多いかもしれませんが、そのような贅沢な環境に住んでいる人はごく少数。私が住んでいるオアフ島に関しては、ほとんどの地域で隣家との間が約1~3メートルと、密接して家が立ち並んでいる状態です。

 そんな環境にもかかわらず、うちの隣家はニワトリを3羽放し飼いしています。うちの前にフンをしていることはほぼ毎日ですし、庭にニワトリが侵入してくることも(!!)。

 それを防ぐため、隣家との塀の隙間をふさぎました。しかし、ニワトリはなんと2階建ての屋根ぐらいまで飛べるので、塀を飛び越えてうちに入ってきてしまいます。ニワトリのポテンシャルを舐めていました……。

 しかも、ニワトリは早起きです。早朝3時にはけたたましい鳴き声が聞こえてくるので、私にとっては完全に“騒音”に。我慢ができず、夫に「隣の人か、市の保健所に苦情を言ってほしい」とお願いをしました。

 すると、夫は「お互い様だから苦情は言えない」と言います。バーベキュー同様、ハワイのロコ(地元民)は、ニワトリに関しても寛容な人が多いようです。

 このように“当たり前”が違う国のご近所トラブルは、なかなかのストレス。そんなときは、呪文のように「ハワイは温暖で過ごしやすい。ハワイは温暖で過ごしやすい……」と自分に言い聞かせつつ、長期休みに日本へ帰る日を楽しみにしています。

 海外で暮らしていると、文化の違いに驚かされることが少なくありません。だからこそ、日本で当たり前だと思っていた環境のありがたさに気づかされることもあるのです。

(i-know)

i-know(いのう)

大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。