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料理にコバエ「このまま食べても良い?」 迷ったときの判断と対処法とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:寺井 美佐栄

料理中のキッチンなど、気温が上がりコバエが発生しやすい時期に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
料理中のキッチンなど、気温が上がりコバエが発生しやすい時期に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 気温や湿度が高くなる季節は、キッチンでコバエを見かける機会も増えます。料理中や食事中に、ふとコバエが料理に止まってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。「捨てるべき?」「このまま食べても良い?」と迷う場面ですが、実際にはどのように判断すれば良いのでしょうか。ミサクリニック六本木本院の院長・寺井美佐栄先生に教えていただきました。

 ◇ ◇ ◇

コバエが止まった=すぐに捨てる必要はない

 料理にコバエが止まると、「もう食べられないのでは」と不安になるかもしれません。しかし寺井先生は、「一律に『必ず捨てるべき』とまでは言えません」と話します。

 例えば、加熱直後の料理にコバエが一瞬止まった程度であれば、ただちに健康被害につながる可能性は高くないとのこと。コバエが触れたからといって、必ず食中毒が起きるわけではありません。

「コバエが一瞬料理に止まっただけで、必ず健康被害が起こるわけではありません。過度に不安になる必要はないと思います」

 一方で、生ものや長時間常温に置かれていた食品、複数のコバエが繰り返し触れた食品については注意が必要です。

 また、小さな子どもや高齢者、妊娠中の人、糖尿病などの持病がある人、免疫力が低下している人が食べる場合も、より慎重な判断が求められます。

コバエが不衛生といわれる理由

 では、なぜコバエは不衛生だといわれるのでしょうか。

 コバエは、生ゴミや排水口、腐敗した食品の周辺に集まることが多く、その過程で雑菌や微生物を体表に付着させている可能性があります。

 そのため、食品や調理済みの料理に止まった場合、理論上は菌を運ぶリスクがあります。

 ただし、コバエが1度触れたからといって必ず健康被害につながるわけではありません。寺井先生は、コバエそのものを過度に恐れるのではなく、発生しやすい環境に目を向けることが大切だと話します。

コバエを見かけたらキッチン環境を見直そう

 コバエの発生は、生ゴミや排水口、食品の保存状態などに改善できる点があるサインかもしれません。コバエ対策で最も重要なのは、発生源を作らないことです。

・排水口や三角コーナーを定期的に掃除する
・果物や食品を常温で長い間放置しない
・開封後の食品は密閉容器に保存する
・調理後の料理は早めに冷蔵庫に保存する
・生ゴミは密閉し、こまめに処分する

 発生源が残っていると何度でも繰り返し発生してしまうため、コバエを見かけた場合は駆除するだけでなく、どこで発生しているのかを確認することも重要です。

(Hint-Pot編集部)

寺井 美佐栄(てらい・みさえ)

◇寺井 美佐栄(てらい・みさえ)
ミサクリニック六本木本院院長。産業医科大学医学部卒業後、医療機関にて経験を積み、美容皮膚科へ転身。10年にわたり複数の大手美容皮膚科クリニックで院長を歴任し、豊富な症例経験と技術力を培う。2022年にミサクリニック六本木本院を開院。メスを使わず“ナチュラルな美しさ”を引き出す施術に定評があり、とくに切らないたるみ治療やクマ取りなどのエイジングケアを得意とする。YouTubeなどでの情報発信にも力を入れ、患者目線に立ったわかりやすい解説にも定評。患者一人ひとりに寄り添った美容医療を提供している。
インスタグラム:dr.misae_t
ミサクリニック六本木本院公式サイト:dr.misae_t“>dr.misae_t