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「一番切実な対応」 アトピー肌モデルが愛用コスメを教えない理由に称賛 自身の苦い経験から生まれた発信者としての“責任”

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

今も100種類以上試しながら、自分に合うコスメを探し続ける

アトピー性皮膚炎と向き合い、自分に合ったメイクを楽しむ夕霧わかなさん【出典:YouTube「夕霧わかなちゃん」よりスクリーンショット】
アトピー性皮膚炎と向き合い、自分に合ったメイクを楽しむ夕霧わかなさん【出典:YouTube「夕霧わかなちゃん」よりスクリーンショット】

 夕霧さんは、自身に合うコスメを探すため、これまで100種類以上の商品を試してきました。肌の状態によっても使用感は大きく変わるといいます。

「全顔真っ赤な状態にまでなると、ほとんどの基礎化粧品はしみるので、スキンケア後、涙を浮かべてジタバタ呻きながら耐えていることもあります。夏場はとくに。今のところどんな肌の状態でもしみない基礎化粧品は、洗顔とメイク落としのそれぞれ1種類しかめぐり合っていないです。これまで化粧品全体で100種類以上は試してきたはずなのに、そのなかのたった2つですよ、すごいですよね。そういう意味では、私もまだ探し中なのかもしれません」

 知識がなかった頃は、肌に合うものを求め、体当たりで試し続けていたそうです。

「これは本当に推奨できないんですが、私はすべてゼロから体当たりで試してきてしまいました。そのせいで、激痛で夜中に目が覚めたり、シーツが顔に擦れるだけで痛くて眠れなくなったり、外出できなくなったこともあります。パッチテストができるという知識がなかったからです。あの程度の荒れ方で済んでいたのは、自分自身の病状がかなり安定していたからで、体調がおもわしくなかった高校生以前に使用していたら入院レベルだったと思います。本当に運が良かっただけでした」

 その後、病院で相談した際、化粧品を持参してパッチテストを受けられることを知り、大きな衝撃を受けたといいます。

「あるとき、化粧品に含まれるどの成分が自分に合わないのかを知りたくて、アレルギーテストのようなものができないか、病院に問い合わせたことがあります。そのときに、すべての成分を調べることはできないが、実際にその化粧品を持ってきてもらってパッチテストと言う形であれば対応できると言われました。その手があったかと衝撃を受けました。あのときこれを知っていれば……! とすごく思いました」

 こうしてたくさんのコスメを試してきたからこそ、発信者としてすすめられるものはないと、夕霧さんはいいます。

「症状もその重さも千差万別、この成分なら誰にとっても確実に良いと言えるものは1つもないと思います。私自身も、健康的な肌の人が荒れやすいと言っているコスメがなんの問題もなく使えたり、逆に、皮膚科ですすめられるような低刺激のものが、顔が真っ赤になって使えなかったこともあります」