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「する必要がないから気にしたこともない」 カナダ人が驚いた日本の学校教育 「本当に素晴らしい」と感銘を受けた習慣とは
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海外の教育制度を知ると、日本では当たり前だと思っていた学校生活の光景が、実は世界では珍しいものだと気づかされることがあります。昨年8月に第1子が誕生し、現在は日本で子育てをしている日本人のコウキさんと、カナダ出身の妻・ハナさん。将来は日本とカナダのどちらで教育を受けさせるのが良いのかを考えるなか、両国の義務教育について語り合いました。それぞれに良さがある一方で、ハナさんが「本当に素晴らしいと思う」と感銘を受けた、日本ならではの学校文化とはなんだったのでしょうか。
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日本の学校生活で育まれる責任感
日本とカナダの文化の違いや、国際結婚ならではの日常を発信しているYouTubeチャンネル「マッシュムーン」。運営者で日本人のコウキさんとカナダ出身のハナさん夫妻は、日本とカナダの学校教育について語り合いました。
カナダで育ったハナさんにとって、日本の学校生活のあり方は驚きの連続。コウキさんとの会話のなかで、とくにハナさんが感心したと語るのが、日本の学校で子供たちが日常的に行っている清掃の習慣です。
ハナさんによると、カナダの学校では生徒が下校したあとに専門の清掃員が巡回して作業を行うのが一般的。そのため、ハナさんは「生徒は掃除の人がいるの知っているから、自分たちの使う場所をきれいに保とうとしない。結局誰かが掃除することになる、という感覚があまりない」といいます。
また、子どもたちは「教室をどんな状態にして帰っても次の日にはきれいになっている」と考えがちで、「小さいときから自分の責任の取り方を教えられない」とハナさんは指摘します。そのため、高校を卒業する年齢になっても、「掃除の仕方もわからないし、する必要がないから気にしたこともない」という人が少なくないそうです。
そうした背景があるからこそ、ハナさんは、自分が使ったものは自分で片づけて教室をきれいに保つという日本の子どもたちの姿勢に感動。「日本の小学校が子どもたちに生活スキルを教えるのは本当に素晴らしいと思う」と、感銘を受けました。
ハナさんの話を受け、「掃除もそうやし、給食の当番とかもあるし登校もグループで集まっていく。日本はグループでちゃんとみんなで動くっていうのはあるかもしれへん」と、コウキさんも日本の学校生活について自身の考えを語りました。
国際夫婦が子どもの教育で一番大切にしたいこと

コウキさんとハナさんが出会ったのは、コウキさんがカナダ・バンクーバーへ留学していた頃。図書館で偶然出会ったことがきっかけで親交を深め、交際へと発展しました。出会った当初から、お互いの学生時代や将来についてよく話し合っていたといいます。
「受験制度や部活動、学校生活を取り巻く薬物問題など、日本人の私には知らないことがたくさんあり、それを動画で日本人のみなさんにも共有したいと思いました。また、もし子どもができたときに、日本とカナダの2つの選択肢がある場合、どっちの国が子供を育てる上で良いのかということで話してきました」
現在は1児を育てるふたり。ハナさんは日本へ移住して約1年が経ちますが、暮らしのなかでは教育以外にも多くの違いを感じてきたといいます。
「一番驚いたのは、日本の街がとてもきれいなことと、人々が本当に礼儀正しいことです。また、人と人とのつながりや地域のコミュニティ意識が強いところも印象的でした」
子どもたちが幼い頃から協力し合い、自分たちが使う場所を大切にする日本の学校文化。その積み重ねが、人を思いやり、地域全体で子どもを見守る社会にもつながっていると、ハナさんは実感しているようです。
(Hint-Pot編集部)
