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からだ・美容

更年期世代の夏の筋肉づくりは鶏むね肉だけでは足りない 酷暑に負けない体を養うおすすめ食材とは

公開日:  /  更新日:

著者:かみむら 佳子

更年期世代の体づくりで大切なこととは(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
更年期世代の体づくりで大切なこととは(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 暑さが本格的になってきました。この時期は、日ごろから運動を続けているのに疲れが抜けにくい、なんとなく体が重い……そんなもどかしさを感じている人はいませんか? 実は、夏の更年期世代の体づくりには、「鍛える」だけでなく食事で「養う」視点がカギになります。更年期の女性の元気をサポートする、国際中医薬膳師のかみむら佳子さんによる連載。今回は中医学の視点から、夏の体づくりに役立つ食養生の知恵をお届けします。

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どんな体の状態で栄養を取り込むかを意識する

 更年期を迎え、体づくりの大切さを感じて筋トレを始める女性もいるでしょう。私自身も更年期以降、筋肉の衰えを感じて、マシンピラティスやパーソナルトレーニングを始めました。続けるなかで実感したのは、筋肉を育てるには運動だけでなく、何を食べるかも重要だということです。とくに汗をかきやすい夏は、そのことをより強く実感しています。

 筋肉づくりの食事というと、たんぱく質を多く含む鶏むね肉を思い浮かべる方が多いでしょう。もちろん、それも正解です。さらに、更年期世代では、汗をかきやすい夏は「何を食べるか」だけでなく、「どんな体の状態で栄養を取り込むか」を意識することも大切です。

 薬膳では、季節や体の状態まで含めて体づくりを考えます。更年期世代は、体を潤す「血」や「津液」が不足しやすく、とくに夏は汗をかくことで、潤いはもちろん、エネルギーである「気」も失われやすくなります。そんな状態で運動を頑張ると、疲れが抜けにくく、体への負担が大きくなることがあります。だからこそ夏は、体を「鍛える」とともに、食事で「養う」という視点が大切なのです。

 多くの人は、「失った水分は、お水を飲めば十分」と思うかもしれません。もちろん、こまめな水分補給は欠かせません。しかし薬膳では、水分を補うだけでなく、食事によって潤いを生み出し、体にめぐらせ、保つことまで重視します。そのためには、失われやすい血や津液、そして気を養う食材を、日々の食事に取り入れていくと良いでしょう。