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「日本のサービスエリアは本当に天国」 アメリカで長距離ドライブを重ねた日本人 約130キロ先で実感した大きな違い
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海外を訪れると、レストランでの食事だけでなく、移動中に何を食べるのかにも、その国ならではの食文化が表れます。とくに広大な国土を持つアメリカでは、長距離ドライブが日常茶飯事。かつてワシントンDCで暮らしていたフードジャーナリストの斎藤理子さんも、車で各地をめぐるなか、日本とは大きく異なる“道中の食事情”を目の当たりにしたといいます。アメリカのハイウェイでは、いったいどのような食体験が待っていたのでしょうか。
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ピアノ教室へ通うため毎週100キロも運転
アメリカ合衆国の国土面積は約983万平方キロメートル。日本は約38万平方キロメートルです。つまりアメリカの国土は日本の約26倍もあるということになるので、日本人からすると彼らの距離感は何かとバグっているように感じます。
私は首都であるワシントンDCに住んでいました。ワシントンDCは宮古島くらいの大きさしかないので、隣接するメリーランド州やヴァージニア州に行くのはさほど苦労はしません。当時治安があまりよろしくなかったワシントンDC を避けてメリーランド州やヴァージニア州に住み、そこから通勤している人もたくさん(というかほぼ)いました。
さほど苦労はしないと言っても、たとえば評判のいいピアノの先生の教室は自宅から50km離れていました。毎週100キロの往復はなかなかハードです。どこに行くにもそんな感じ。移動手段は車のみです。運転は日本と逆の右側通行左ハンドルなので神経も使い、最初の頃は戸惑い疲れました。
東京・名古屋間より遠い距離を運転するのもざら
でも慣れとは恐ろしいもの。当時のワシントンDCには日本的なものがほとんどなかったので、寿司店、和食店、居酒屋、ラーメン店、日本式マッサージなど、日本のものがなんでも揃い、劇場や博物館、美術館も充実しているニューヨークに2か月に1回は車を飛ばして通っていました。
ワシントンDCとニューヨークの直線距離は約330キロ。車での移動距離は約360キロで、これは東京・名古屋間より少し遠いくらいです。若かったとはいえ、この距離を頻繁に運転できていたのは、移動距離の感覚が完全にアメリカナイズされていたからだと思います。
旅行に行くときももちろん車です。中西部など距離がある土地には飛行機で行きますが、空港から先は車を借りないと身動きが取れません。ワシントンDCからだと、北はマサチューセッツ、南はサウス・カロライナあたりまでは近隣になるので当然車で行くことになります。
