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「日本のサービスエリアは本当に天国」 アメリカで長距離ドライブを重ねた日本人 約130キロ先で実感した大きな違い
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長距離ドライブで恋しくなった日本のサービスエリア

高速道路が完備されていて、しかもほとんどが無料なので快適なドライブではあるのですが、最大の問題点は日本のようなサービスエリアがないことです。なので、トイレを見つけたら必ず行っておくこと、コンビニエンスストアがあったら飲み物やスナックを買っておくことは必須でした。
案内板も標識も何もないハイウエイをひたすら走っていると、たまに「80マイル先にレストランあり」という標識が出てきて狂喜します。最初に出てくる標識が80マイル先(約130キロ)の案内なことに驚きますが、とりあえずトイレに行って何か食べようと思い頑張って運転していると、現れるのはマクドナルドがポツンと1軒。マクドナルドじゃない場合ももちろんありますが、とにかくファストフード店が1軒だけあるわけです。
「え? レストランってマックのことだったの?」と頭の中が疑問符でいっぱいになりますが、選択肢はないのと休憩も必要なので、立ち寄ることになります。頑張って運転すれば“レストラン”があると思い、運転を続けた努力が見事に裏切られる瞬間です。
マクドナルドは何も悪くありません。むしろ食べ物とトイレを提供してくれるありがたい存在です。ただ、マクドナルドを“レストラン”と表記する違和感が激しいだけです。マック(およびすべてのファストフード店)はレストランじゃないと思うのは私だけの感覚でしょうか?
子どもも大きなコーラをひとりで飲み切る
100キロ以上運転しないと辿り着けないだけに、高速道路上のマックはどこもバカ混みしています。アメリカでは、コーラやスプライトのようなソフトドリンクをソーダと呼びますが、どこも大体セルフサービスになっていて、ソーダマシンの前は長蛇の列です。
スモールサイズが1リットルくらいなので、ソーダ類をあまり飲まない私と家族は、全員でもスモールサイズ1個で充分。ウーロン茶があれば良いのになぁと思いますが、それはないものねだりというものです。
ところが、アメリカ人だと5歳くらいの子どもでも、1リットルのスモールコーラを普通にひとりで飲んでいてびっくりします。スモールで1リットルって。感覚が違いすぎます。そもそも子どもがそんなにたくさんコーラを飲んで良いのかという疑問も生じます。
ドライブインのマック(に限りませんが)のバーガーはビッグマックサイズがデフォルトなので、こちらもまたうちは家族全員で1個か2個で充分。でもアメリカ人は小さいお子さんも皆さんひとり1個(大人は2、3個だったりする)食べるんです。これはドライブインに限った話ではなく、街中のマックやほかのファストフード店でも同様の光景は普通に見ます。
小さいときからそんなにたくさん食べていたら、そりゃ日本人とアメリカ人の体格がかなり違うのも仕方ないですね。他人事ながら生活習慣病とかがちょっと気にはなりますけれど。
バラエティに富んだ料理や地元グルメが食べられて、お土産が買えてトイレもきれいで、中には足湯や銭湯があったりもする日本のサービスエリアは本当に天国です。アメリカで長距離運転しているときは必ず、おいしいコーヒーから焼きたてパン、スイーツまで楽しめる、いたれりつくせりの日本のサービスエリアをつくづく懐かしく思ったものです。
(斎藤 理子)
