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生理用品にかかる生涯コスト 下がってほしい人は5割 男性に理解してほしいは9割も

著者:Hint-Pot編集部

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月経の生涯コストは70万円以上!? 改めて注目される女性の生理の課題とは(写真はイメージ)【写真:写真AC】
月経の生涯コストは70万円以上!? 改めて注目される女性の生理の課題とは(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 現代女性の生涯の月経回数は450回から500回と言われており、消費税増税をきっかけに生理用品にかかる生涯コストや、軽減税率の対象外となったことが大きな話題となりました。また、大災害を境に生理用品が女性にとって必需品であることが、改めて周知されるようになっています。日本でもようやく公の場で「月経(生理)」について語られることが多くなってきたとはいえ、その課題についてはまだまだ解決されていないことが多いようです。株式会社ミュゼプラチナムが20~34歳の女性2319人を対象に行ったアンケート調査から、現代女性たちが本当に社会へ望んでいることが見えてきました。

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月経の生涯コストは70万円以上とも 女性の本音とは

 では実際に月経の際にかかるコストは、一生でいくらかかるのでしょうか。ある調査によれば50万円以上とも70万円以上とも言われています。繰り返し使うことができるため経済的だと言われる布ナプキンや、半永久的に利用できるという月経カップに注目が集まっていますが、一般的には紙ナプキンが最も普及しているのが現状です。

 調査によると「生理関連にかかる生涯コストについてどう思いますか?(※複数回答可)」という問いに、最も多かった回答は「高いが仕方ないと思う」で27%と、3割近くの女性が諦めつつも高額だと感じているようです。次に、「軽減税率を適用してほしい」が25%、「生理用品をもっと安くしてほしい」が24%と、約半数が生理にかかる生涯コストを安くしてほしいと考えていることが分かりました。

「男性は生理を理解していない」と思う人が増加

 課題解決へと向かうには、世の中の半数にあたる男性の理解も大切になってきます。「男性の生理の理解を感じるか」という質問には、「理解していないと思う」と答えた人は79%に上り、「男性も生理についてもっと知るべきだと思う」人は90%を占めていることが明らかになりました。また、この数値は2018年の同様の調査よりも増加傾向にあるといいます。

 さらに、今後月経について社会の見方がどう変わってほしいかという問いには、「生理中の体調不良をもっと理解してほしい(46%%)」「生理休暇が取りやすくなってほしい(13%)」「そもそも生理のことを理解してほしい(13%)」といった回答が寄せられました。

 一言に「生理痛」と言ってもその症状は千差万別。痛みやタイミングも個人によってバラバラで、たとえ同じ女性同士であっても相手の痛みや悩みを完全に理解するのは難しいもの。社会の誰もが、お互いの気持ちに寄り添い、配慮の姿勢を見せることこそが大切なのかもしれません。

(Hint-Pot編集部)