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「いや、家にいましたけど!」 宅配便でまさかの“不在扱い” フランス在住日本人が驚いた日本との大きな違いとは
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日本では、宅配便の時間指定を利用する人も多いでしょう。受け取りたい時間帯をある程度選べるため、荷物に合わせて一日の予定を大きく変えることは、それほど多くないかもしれません。しかし、国が変われば、荷物を自宅で受け取るという日常的な行為にも大きな違いがあります。海外在住歴9年を超えたMoyoさんが綴る連載。第60回は、フランスで驚いた宅配事情についてです。
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「8時から18時まで」 いつ来るかわからない荷物
日本で暮らしていた頃、宅配便の「時間指定」は当たり前のサービスすぎて、そのありがたみをまったく実感していませんでした。
日にちはもちろん「14~16時」「16~18時」など細かく時間帯を指定できるので、「この時間なら家にいるから、配達してもらおう」と予定を立てることができます。
ところがイギリス、そしてフランスに住むようになって、この便利さが決して当たり前ではなかったのだと気づきました。
フランスでオンラインショッピングをすると「3~5日以内にお届け」など、おおよその配達予定が表示されます。しかし、この予定通りに届くとは限りません。さらに、配送会社から「○月○日(予定)にお届けします」とメールが来ても、書かれているのは日にちだけだったり、「8時から18時まで」とかなり大ざっぱだったりします。
最初に見たときは、「え、10時間……?」と思いました。つまり、その日はほぼ一日、家にいる必要があります。朝からそわそわと待っていても、昼になり、午後になり、夕方になっても来ません。追跡画面には「配送中」と表示されているので、まだ待つべきなのかもしれない。そんなことを考えているうちに、一日が終わることもありました(配送会社によって、配送日当日に「午前中」や「10時15分~11時15分」にお届けしますなどと連絡が来ることもあります。これもあまりあてになりませんが……)。
