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「マジで危険!」 油火災が起こったときに「やってはいけないこと」 消防が教える正しい消火法とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

家庭で起こり得る油火災(写真はイメージ)【写真:写真AC】
家庭で起こり得る油火災(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 家庭のキッチンで起こり得る、天ぷら油などによる火災。間違った消火方法をとると、一瞬で大きな火災につながる危険があります。和歌山県の有田市消防本部予防課が公式インスタグラムアカウント(aridacity_fd_wakayama)で公開した、油火災の誤った対応と正しい消火方法を実演する動画が注目を集めました。

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水をかけると火柱が上がる危険も

「マジで危険! 油火災時の対応」

 そんなコメントとともに投稿された動画には、コンロの前に立つ隊員の姿が。イラストのエフェクトなどで出火の様子が再現され、鍋から火が上がって油に着火した場面から実演がスタートします。

 まず紹介されるのが「絶対にやってはいけない」誤った対応です。隊員がボウルに溜めた水を燃え盛る鍋にかけると、次の瞬間、激しい炎が広がって火柱が上がる様子をCGで再現。高温の油に水をかけると一気に水蒸気が発生し、油が周囲に飛び散って火が急激に拡大するおそれがあるといいます。

 続いて、消火器を使う場合の誤った例も紹介。燃える鍋に向かって至近距離から消火器を直接噴射すると、これも同様に炎が激しく広がる様子が合成映像で示されています。

 動画では、こうした実演を通じて事故の危険性を伝え、油火災が発生した際、水をかける行為は絶対NGだと呼びかけています。

正しい消火方法は「壁などに反射させて噴射」

 では、万が一火が出てしまった場合はどう対処すればいいのでしょうか。動画では「ガス火の場合は火を切って元栓を閉めてください」と説明したうえで、具体的な対処法を解説しています。

○鍋ブタを使う場合
 火が小さく、鍋に近づくことができる場合は、鍋ブタを手前から滑らせるようにして、そっとかぶせます。火が消えたように見えても、油の温度が下がるまではすぐに鍋ブタをはずさないよう注意が必要です。

○消火器を使う場合
 消火器を燃えている油に直接噴射するのではなく、壁などに当てて反射させるように噴射するのが正しい手順。油の跳ね返りを防ぎながら消火できます。

 さらに「油火災で覚えておきたいこと」として、次のポイントを挙げています。

・水をかけない
・鍋を動かさない
・消火器を油に直接勢い良く噴射しない
・鍋ブタは手前から滑らせるようにかぶせる
・消火器は壁などに当てて反射させるように噴射する

 最後に、火が大きい場合や、煙が充満しているなど危険を感じた場合は無理に消火せず、すぐに避難して119番通報するよう呼びかけています。

 コメント欄には「教えてくれてありがとうございます」「なるほど 知らなかったです」「消火器は壁に当てて反射させる!! お勉強になりました」など、学びや感謝の声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)