海外ニュース
「発売と同時に売り切れてしまう」 ハワイのコンビニで異例の人気 現地人を魅了する日本発のグルメとは
公開日: / 更新日:

日本では、コンビニエンスストアで気軽に買える定番商品。海を渡ったアメリカ・ハワイでは、それがなかなか手に入らないほどの人気を集めているようです。ハワイ在住の主婦ライター・i-know(いのう)さんも、発売開始から数日後に店を訪れましたが、まさかの売り切れ。翌日、再び足を運んでも買うことができませんでした。現地で注目を集めている日本発のあるものとは、いったいなんなのでしょうか。第134回は、第134回は「卵サンド、ハワイに上陸!」です。
◇ ◇ ◇
店を訪れるも2日連続で売り切れ
この9月、日本通のロコ(ハワイの地元民)をにぎわせている、セブン-イレブンの「卵サンド」。セブン-イレブンはもともとアメリカ生まれなので、ロコにとってなじみのあるコンビニです。
なんとそこに、日本のコンビニで売られているのと同じレシピで作られた卵サンドが登場しました。そのトピックはローカルテレビでも取り上げられ、発売と同時にゲットした人がSNSに感想を投稿するなど、盛り上がりを見せています。
日本のコンビニで販売されている卵サンドは、訪日外国人がそのおいしさをSNSなどで発信することもあり、ここ数年、外国人観光客からも人気を集めています。そんな日本でおなじみの味を楽しめる商品が、ハワイのセブン-イレブンでも発売されることになったのです。
というわけで、発売開始の数日後にお店を訪れてみると、お昼時にもかかわらずソールドアウトです。私と同じように、卵サンドを買い求めてお店にやってきた人たちが数組いましたが、みんな肩透かしに終わりました。
翌日の午後、再びお店を訪れると、またしてもソールドアウト! 類似商品として、以前から販売されているアメリカのエッグサラダ・サンドイッチは大量に並んでいましたが、日本の卵サンドは売り切れです。お店の人に聞いてみると「店頭に並べるのは1日1回、朝9時のみ。発売と同時に売り切れてしまう」とのことでした。
日本式の卵サンド アメリカのものとの違いは?

アメリカのエッグサラダ・サンドイッチと、日本の卵サンドの何が違うのかというと、アメリカのものはレタスが挟まっていて、パンは特有のパサパサ感が目立ちます。
アメリカ・セブン-イレブンのウェブサイトによると、今回発売になった卵サンドは、日本の食品メーカーであるキユーピーマヨネーズを使用しており、種がクリーミーで舌触りが滑らかであること。さらに、薄くてやわらかい日本式のパンをハワイの工場で製造し、パンの耳を省いているので、芳醇な味わいが体験できると謳っています。
実際に食べたSNSユーザーからは「これはうまい! リピ決定!」という声が上がる一方、「日本で食べた卵サンドに比べて、卵の量が少ない」という意見も。情報掲示板「Reddit」では「店頭で買わなくても、キユーピーマヨネーズを使えば自宅で同じ味が再現できるよ」という声もありました。
“幻の卵サンド”をめぐって、このようにロコが盛り上がっている様子を見ると、日本人としてうれしくなります。それと同時に、近所のコンビニにふらっと足を運べば、気軽においしい卵サンドが手に入る日本の環境が懐かしく、うらやましくもあります。
セブン-イレブンの店員いわく「今は新商品だから入手困難だけど、そのうち落ち着くからその頃に買いに来て」とのこと。卵サンドがゲットできしだい、またリポートをしてみたいと思います。
(i-know)

i-know(いのう)
大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。
