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ドイツでは1000円→日本では無料 ドイツ人がカルチャーショック 日本で「少し申し訳ない」と感じる意外なサービスとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「本当に飲んで良いのかな?」 無料のサービスに戸惑いと申し訳なさ

 外食のしやすさに加え、クリスさんが日本の飲食店で驚いたのは、席に着くと無料で水が出されることでした。

 ドイツでは、レストランで水を注文すると、グラス1杯で約500円、ボトルなら1000円以上かかることもあるといいます。水をよく飲むクリスさんにとって、その代金は大きな負担でした。

 そのため、日本で初めて水を出されたときは「本当に飲んで良いのかな?」と戸惑ったそうです。

「私は日本の文化やマナーを尊重したかったし、失礼なことも絶対したくなくて、勝手に水を取る自信がなかったんですよ」

 水が無料だとわかってからも、飲食店でもらうたびに「少し申し訳ない気持ちがあります」と話しました。

スーパーでも感動 「そんなことまでやってくれるなんて!」

 クリスさんは、買い物先でもドイツとの違いを感じたそうです。

 ドイツのスーパーマーケットでは、客が商品をレジのベルトコンベアに載せ、店員がスキャンしたあと、自分で袋に詰めるといいます。

 一方、日本では店員が袋詰めまでしてくれることもありました。初めてその対応を受けたときは「そんなことまでやってくれるなんて! スタッフさん優しすぎます!」と、驚いたそうです。

 日本での経験を振り返り、クリスさんは次のように語ります。

「私が日本に来て、これほど日本を好きになったように、いつか日本の方にもドイツに来て、ドイツで何か心に残るものを見つけてもらえたら、とてもうれしいです。どんな形であれ、自分が好きになった国から何かを感じ取って、それがその人にとって新しい経験や、何かを始めるきっかけになるというのは、とても素敵なことだと思います」

 クリスさん自身も、日本での経験を創作につなげています。日本語の美しさに惹かれて学び始め、今では井上靖や川端康成、太宰治などの作品を原文で読むようになりました。さらに、東京を舞台にした小説をドイツ語で執筆・出版。日本で見聞きしたことが、作品づくりにも生かされています。

(Hint-Pot編集部)