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メーガン妃の新財団を巡り混乱が止まらない 発表が早すぎたために起こった数々の弊害に夫妻も困惑
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新財団の名前が先歩き 同名のSNSが乱立 偽ウェブサイト出現の騒動も
渡米後も報道が絶えないメーガン妃とヘンリー王子。米マリブにある資産価値2000万ドル(約21億6260万円)の豪邸を、1泊1万6000ドル(約173万円)で仮住まいとして検討していると報じられた他、長男の名にちなんだ「アーチウェル(Archewell)」という名称のチャリティ財団を展開することが明らかになるなど、注目を集め続けている。しかし、この新財団を巡り、数々の混乱が起きているという。名称だけが先に広まったことで、先日、偽ウェブサイトが出現する騒動も起きたばかり。今度は夫妻の公式のSNSをめぐって、同じ名前のアカウントがあることからメーガン妃やヘンリー王子のファンに“混乱”が起きているという。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、3月3日に米ロサンゼルスのビバリーヒルズにて「アーチウェル(Archewell)」の名義で、幅広いアイテムが登録申請されたという。教育関連、服飾、文房具、健康食品と栄養にまつわるウェブサイトなどを登録したと報じられているが、その前に2月28日に同じ名の「アーチウェル」でインスタグラムのアカウントを開設した人物がいることも明らかになった。
しかしこのアカウントを見ても、水色の画面が投稿されているだけで、他に何も投稿はなし。メーガン妃とヘンリー王子のアカウントでは? と推測するファンはフォローやコメントなどを残したりしているようだが、いたずらかもしれないという疑惑も浮上する。
また同様に「アーチウェルグローバル」というアカウントもあり、メーガン妃とヘンリー王子の公式インスタグラムアカウントやウェブサイトで使用されていた紺色がベースのアイコンを使用して「アーチウェル グローバル ファウンデーション」の公式インスタグラムとして「ようこそ」と最初の1枚を投稿。「本物? フェイク?」などのコメントも付き困惑気味。すでに3400人を超えるフォロワーがついている。
新たな慈善事業財団を長男のアーチーくんの名前にちなみ「アーチウェル」と名付け、「サセックス・ロイヤル」に代わる今後の新しいプロジェクトを展開することになった夫妻。しかし、名称だけが先走りして、先日には「www.archewellfoundation.com」なる偽物サイトも出現(現在は閉鎖)。クリックすると2005年のカニエ・ウェストのヒット曲「ゴールド・ディガー」の音楽ビデオに転送されてしまう騒動もあった。「金銭目当てに男性と付き合う女性」という意味もある「ゴールド・ディガー」はメーガン妃を皮肉るジョークと見られるが、“王室引退”後の新たな人生もどうやら波乱でいっぱいの幕開けとなりそうな気配である。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)