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メーガン妃とヘンリー王子 英国君主の孫とその妻として恥ずかしい痛恨のミス ユーザーから皮肉コメントも

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

メーガン妃とヘンリー王子【写真:Getty Images】
メーガン妃とヘンリー王子【写真:Getty Images】

ウェールズのお祝いの日に恥ずかしい誤字 未だ修正せず

“王室引退”直前の最後の公務に出席すべく、久々に英国で2人揃った姿が見られると話題になっているメーガン妃とヘンリー王子。そんな矢先に、2人がインスタグラムに投稿したお祝いの文章に痛恨の「誤植」があることが判明した。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が指摘。英国君主の孫とその妻として、恥ずかしい基本的なミスだった。

 ◇ ◇ ◇

「エクスプレス」が掲載した記事によると、問題の投稿はメーガン妃とヘンリー王子が3月1日のウェールズの祝日「セント・ディヴィッドズ・デー」に寄せた祝辞だという。

 2人は「ハッピーなセント・ディヴィッドズ・デーを」とウェールズ語で投稿したのはいいが、肝心のウェールズの守護聖人である「セント・ディヴィッドズ」のところで、誤植を生んでいた。

 本来なら「St David’s」としてアポストロフィーを打たなければならないところを「St Davids」とアポストロフィーなしで表記。英語ではアポストロフィーが付くと「聖人ディビッド“の”」という意味になるが、ない場合では単純に「ディヴィッドズ」という名詞扱いになる。つまり「聖人ディヴィッドの日」としなければならないところを、アポストロフィーの付け忘れのため「聖人ディヴィッドズ日」としてしまったわけだ。

 確かに些細なことかもしれないが、これは英国君主エリザベス女王の孫としては非常に恥ずかしい痛恨のミス。ただでさえウェールズには過去長年に渡って続いたイングランドとの主従関係に反感も強く、したがって反王室派も多い。

 そのためか、「ウェールズ語で『さようなら』とはどう言うの?」と“王室引退”に対して皮肉の効いたコメントや、この投稿の前後に、エリザベス女王のひ孫である長男のアーチーくんをカナダに置いて渡英するという報道があったため「あなた方は望んだ取引の結果を得るまで、アーチー(くん)を女王から遠ざけているように見えます」「93歳の女王にひ孫と会わせないのは残酷です」 など、高齢になる女王を気遣うコメントが相次いだ。

 投稿は3日現在も未修正のまま残っており、こういうところにも“脇の甘さ”が目立つ夫妻である。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)