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「ドイツでは4万円」だけど日本では「安すぎる」 ドイツ人が“高級ランチ”に驚愕 ホテル朝食にも仰天

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著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

ドイツ出身のアレックスさんとロクサーヌさん【写真:Hint-Pot編集部】
ドイツ出身のアレックスさんとロクサーヌさん【写真:Hint-Pot編集部】

 物価高が続く日本ですが、訪日外国人にとっては円安の影響から、手頃なグルメも魅力のひとつ。ドイツから旅行で訪れたというカップルは、おいしい日本食に舌鼓をうった一方、その価格の安さにも驚いたと口にします。背景にあったのは、食文化を巡る価値観の違い。「日本人がうらやましい」と語る理由を聞きました。

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20日間もの長期日程で各地の都市を巡り、日本旅行を満喫

 休暇を利用し、20日間もの長期日程で日本を訪れたというアレックスさんとロクサーヌさん。東京、京都、大阪、広島、横浜など、各地の都市を巡り、日本旅行を満喫したと語ります。

 ふたりにとっては初めてのアジア旅。苦労したのは言葉の壁だったとか。

「英語もあまり通じないので、それは困りました。電車の駅やバス停、路線を調べるのも大変で……。とにかく改札や出口が分からず、駅の中をずっとグルグル。もう二度と外に出られないんじゃないかと思いましたよ(笑)」

 日本に来て驚いたのが、物価の違い。食べ物を始め、何もかもが桁違いに安く感じたと振り返ります。

「一番はランチで食べた和牛ですね。ドイツだと200グラムで180ユーロ、日本円で3~4万円くらいするんです。それが日本だと4000~5000円。日本人はあんなにおいしいものをこんなお手頃価格で食べられるんですね。え? 5000円でも高い? そうですか……でも、僕たちにとってはとても安いと感じました。だってドイツでは10倍ですからね」

 しきりに「日本人がうらやましい」と繰り返したアレックスさん。その理由は、何も物価だけではないそうです。

「みんながニコニコしていて、幸せそうにしていると感じました。ドイツ人はみんな暗い顔をしています。それに、日本人のようにみんなが親切というわけでもない。電車も決まった時間に来なかったり。ドイツもすばらしい国だとは思いますが……すみません、うまく言い表せません」

 恋人のロクサーヌさんが言葉を継ぎます。

「医療や食事の面でも、ドイツはあまり良くないんです。私は病院で働いているんですが、(入院中の)食事はとても健康になれるような内容ではない、粗末なものです。でも日本は違います。ホテルのちょっとした朝食も、タンパク質豊富な料理や野菜など、良いものが何でもそろっています。ドイツではホテルも入院食であっても、トーストやジャムを塗ったパンだけ。おいしいものが安く手に入るだけじゃなく、そもそも食文化が豊富なことは、日本のすばらしい魅力だと思います」

 ドイツは「カルトエッセン」という火や調理器具を使わない冷たい食事を夕食として食べる文化があります。「朝食は皇帝のように、昼食は王様のように、夕食は貧者のように」ということわざもあり、質素な食生活が健康や美徳につながるという価値観があるそうです。

 今回の旅行で、日本の魅力や母国の課題にたくさん気付いたというふたり。さまざまな国の価値観に触れることも、海外旅行の醍醐味(だいごみ)なのかもしれません。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)