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メーガン妃に「やめて!」 英王室ファンが懇願 1億円超ギャラのインタビューは“危険な選択”
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ダイアナ元妃も単独インタビューを受けて不幸な結果になったと専門家も危惧
ヘンリー王子とともに主要王族から離脱して米ロサンゼルスにいるメーガン妃が、100万ポンド(約1億4000万円)の出演料で米テレビ局のインタビューを受け王室引退の裏側を語り尽くすという報道が流れて、英国の王室ファンからは「やめて!」「受けないで!」という声が相次いでいる。英紙が報じた。1着1200万円を超える高額なドレス代やプライベートジェットの多用など度重なるバッシングを受け、ネガティブなイメージがついた妃にとって「一般の支持を勝ち取りたい」という思いから単独インタビューを受けるのは「危険」だという。
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英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、メーガン妃は大人気を博した米トークショー「オプラ・ウィンフリー・ショー」の有名司会者オプラ・ウィンフリー氏の司会でインタビューを受ける公算が高いと見られている。しかし、英国ではロイヤルファンから「インタビューを受けないで」という内容の投稿がSNSで集中しているという。
英王室メンバーであれば、こうした単独インタビューは考えられない。だが、“王室引退”して母国である米国に戻ったメーガン妃は、これまでに定着した“金満”などネガティブなイメージを払拭し「一般の支持を勝ち取りたい」という意向が強いと見られている。もちろん新型コロナウイルス終息という条件付きだが、インタビューを受ける公算が高いとされている。
しかし、英国の王室ファンからは「良いアイデアとは言えない。最近のアンドリュー王子がいい例だが、王家のメンバーが単独インタビューに応じていい結果が出たことがない」「100万ポンドを容易に稼ぎたいというのなら構わないが、一般の支持を勝ち取りたいというのが目的なら非常に危険な選択」「こうしたインタビューに応じることで、メーガンは知名度のためにハリーと結婚したと、一般の人はますます考える」などという投稿が続々と集まっている。
また、王室関連の著作で知られるペニー・ジュナー氏は「ダイアナ元妃の(チャールズ皇太子とカミラ夫人の不倫を暴いた)インタビューでさえ、結局はエリザベス女王の逆鱗に触れ、離婚という不幸な結果を招いてしまいました」と話し、王室内のプライバシーを一方的に暴くリスクを指摘した。
もちろん、メーガン妃がオプラ・ウィンフリー氏を相手に王室内のいじめや人種差別について語れば世界的な話題になるのは間違いない。しかし、当然、王室派から反論を呼び、メーガン妃に対するバッシングも必然的に起こり、新たな混乱が生じることになるだろう。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)