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メーガン妃とヘンリー王子 エリザベス女王は激怒の報道も 宮殿スタッフも唖然「まるで耳を貸さなかった」

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

ヘンリー王子とメーガン妃【写真:Getty Images】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:Getty Images】

英タブロイド4紙への“絶縁状”騒ぎを専門家が一喝

 まさに晴天の霹靂とばかりに、英タブロイド4紙に対して「今後は一切協力しない」という“絶縁状”と呼ぶにふさわしい手紙を送付したメーガン妃とヘンリー王子。この行為にバッキンガム宮殿(英王室)のスタッフが「唖然としました」などと語っていることが明らかになった。この“絶縁状”を送ったのは、エリザベス女王94歳の誕生日の前々日のこと。エリザベス女王が激怒しているという一部報道もあるが、バッキンガム宮殿は21日に、何事もなかったかのように英王室専属シェフ考案のチョコレートカップケーキレシピを公開している。

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 英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、メーガン妃とヘンリー王子が英タブロイド4紙に“絶縁状”を送り付けたことで、2人に仕えたと思われるバッキンガム宮殿のスタッフが「唖然としました」と語った。更に「(2人は)スタッフの忠告にはまるで耳を貸しませんでした」と話しているという。

 また、今回の“絶縁状”送付は4月20日。エリザベス女王の94歳の誕生日前日だったこともあり、女王が激怒したという話もある。

 無論、母のダイアナ元妃の悲劇を生んだパパラッチ文化の“元凶”でもあることから、ヘンリー王子のタブロイド嫌いは有名だが、宮殿のプレス広報官で現在は王室関連のコメンテーターを務めるディッキー・アバター氏はこう指摘している。

「国民が新型コロナウイルスによる被害に心を痛めているこのタイミングで(タブロイド紙との絶縁は)表明することではない」。さらには「ハリウッドの悪意あるアドバイスにそそのかされているようだ」と、未曽有の世界危機が続く中、現在の国民感情を考えないタイミングでの“絶縁状”騒ぎを一喝している。

 ヘンリー王子とメーガン妃は、ロックダウン中の米ロサンゼルスで手をつなぎながらチャリティ活動を行う姿がキャッチされた他、米国の朝の情報番組で妃の単独インタビューが放映され、その不可解なタイミングに批判の声が殺到。賛否両論はあるが、2人への“逆風”は強まっているようだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)