異例の静けさとなったが多くの王族や国民が祝福

　エリザベス女王が、21日に94歳となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年は祝砲を自粛するなど異例の静けさで迎えた誕生日だったが、孫夫婦であるウイリアム王子とキャサリン妃をはじめ多くの王族が、SNSを通して女王の誕生日を祝福。また、米国に滞在中のヘンリー王子とメーガン妃は、ビデオ通話で誕生日をお祝いしたと報じられている。

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　大衆紙「デイリー・メール」をはじめとした英各紙によると、キャサリン妃とウイリアム王子は、公式SNSアカウントでエリザべス女王と写ったスナップ写真を共有。この写真は、国際ガーデニングショーの最高峰「チェルシーフラワーショー」で昨年撮影されたもので、キャサリン妃がデザインしたガーデンを案内しているところだった。

　写真には「本日、94歳を迎えられた女王陛下にとって、とても幸せな誕生日となることをお祈りしています」とメッセージが添えられており、多くのロイヤルファンがこのメッセージに反応。

「ウイリアム（王子）とケイト（キャサリン妃の愛称）、この危機を乗り越えることをイギリス国民として誇りに思っています……ありがとうございます」「陛下のこの素晴らしい写真を共有してくださり、ありがとうございます。お誕生日おめでとうございます」など多くの感謝の声が上がっていた。キャサリン妃とウイリアム王子は、ビデオ通話でも誕生日をお祝いしたと伝えられている。

　また、エリザベス女王の誕生日をSNSで祝ったのはウイリアム王子夫妻だけでない。チャールズ皇太子とカミラ夫人も、赤ちゃんの皇太子を優しく見守る女王の姿や、青年となった皇太子のポロを観戦しに行った様子など、4枚の写真を披露。さらに英王室の公式SNSでは、エリザベス女王が妹のマーガレット王女と遊ぶ姿などを収めたプライベートビデオも公開し、女王の特別な日を彩った。

　一方、米国カリフォルニアに滞在中のヘンリー王子とメーガン妃は、インスタグラムの公式アカウントを使用することができないため表立って祝う様子は確認されていないが、関係者によると、長男アーチーくんとともにビデオ通話でプライベートなお祝いをしたと報じられている。

（Hint-Pot編集部）