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メーガン妃 「エリザベス女王に取り入るチャンスを失った」と専門家 “引退”前の一連の公務ですべきだったことを指摘
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なぜ長男アーチーくんを連れて来なかったのか フィリップ殿下とも対面できたはず
3月末日での“王室引退”を控え、王室スタッフや連邦大学協会(ACU)のイベントで関係者たちへ挨拶する際には、瞳に涙が光りや涙をこらえていたと伝えられるメーガン妃。ヘンリー王子は英国に残り、妃はすでにカナダへ戻ったとされるが、ここに来て王室専門家が「エリザベス女王に取り入るチャンスを失った」として、今後の良好な関係を保つために「あることを行っておけば良かったのに」という見解を示したという。女王とメーガン妃の関係性は以前からさまざまな憶測を呼んでおり、最近では“王室引退”宣言後、初対面となったと言われている日曜礼拝へ移動中の2人の表情が話題になったことも。妃は楽しげな様子で堂々した様子だった一方、女王はサングラスの奥の瞳と口を閉じた表情だった。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が報じたところによると、王室関連のコメンテーターで知られるリチャード・フィッツウィリアムズ氏は「もしもメーガン妃とヘンリー王子がアーチーくんを連れて帰っていたら、エリザベス女王とフィリップ殿下は非常に喜ばれたと思う」と語り、アーチーくんの不在を悔やんだ。
このフィッツウィリアムズ氏の発言の裏には、フィリップ殿下が今回のメーガン妃とヘンリー王子の“王室引退”に激怒しているという背景もあるという。
今年の6月に99歳になるフィリップ殿下はすでに公務を引退しており「コモンウェルス・デー」の式典にも参加しておらず、メーガン妃とヘンリー王子とは顔を合わせていないと見られている。
しかし、もしもひ孫のアーチーくんを連れて帰ってきていたら、今回の“王室引退”でご立腹のフィリップ殿下も「メーガン妃とヘンリー王子と対面していたはずだ」と指摘。そうなれば、家族の平穏を何よりも願うエリザベス女王のご機嫌もうるわしく、2人の“王室引退”で受けた衝撃も多少なりとも和らげることができたに違いない。
「エクスプレス」紙は、今もメーガン妃がなぜアーチーくんをカナダに残してきたか「その理由は明らかにされていない」というが、ヘンリー王子の93歳と98歳の祖父母に対してひ孫の顔を見せないという夫妻の行動に疑問を呈している。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)