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キャサリン妃 新型コロナ禍での子育てに称賛の声 専門家「英国民の気持ちを強固なものに」
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シャーロット王女はボランティアに協力 感謝の拍手も家族で
4月29日に結婚9周年を迎えたウイリアム王子とキャサリン妃夫妻は3人の子どもとともに、多くの英国民と同様に隔離生活を送っている。キャサリン妃は、新型コロナ禍で子どもたちがどうすべきかについても的確に対応していると、子育ての専門家が称賛している。英紙が報じた。一家は先月、新型コロナウイルスの最前線で闘う医療従事者たちに1分間の感謝の拍手を送るキャンペーンに参加した他、外出できずに困っている近隣住民に自家製パスタを届けるというボランティアに協力。配達や仕分けを手伝うシャーロット王女の近影をキャサリン妃が撮影、公開して注目された。
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新型コロナウイルスによるロックダウンで、ウイリアム王子とキャサリン妃の家族5人はノーフォーク州のアンマー・ホールに滞在し隔離生活を送っている。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、子育ての専門家であるレイチェル・フィッツ‐デゾーゲル氏は、キャサリン妃の子育てに大いに共感していると語っている。
「ウイリアム王子とキャサリン妃でさえ身を潜め、子どもたちをホームスクーリングしていることは、皆で乗り越えようとしているという英国民の気持ちを本当に強固なものにしました」
6歳のジョージ王子を筆頭に、今月2日に5歳の誕生日を迎えたシャーロット王女、先月23日に2歳になったルイ王子と3人の子どもに恵まれたキャサリン妃夫妻。フィッツ‐デゾーゲル氏は、新型コロナウイルスに対して子どもたちがどう向き合っていくかについて、キャサリン妃は的確な対応をしていると指摘し、その手法を称賛したという。
「インタビューで、2人は他の親と同じように難しいと感じていることを認めました。成長中の子どもたちに新型コロナウイルスについてどの程度話すべきかという難しい決断に直面しながらも、仕事、教育、他の家族との連絡も継続しなければなりません。2人はうまくやっているようです」
さらに、こう続けている。
「子どもたちには難しい問題への答えが必要ですし、それを避けることでより不安にさせてしまいます。現在の危機について年齢に合った言葉で話し合い、子どもたちの不安を理解し、同時に安全で愛されていると安心させることが長期的に信頼と自信を生みます。キャサリン妃とウイリアム王子は、温かく落ち着いた子育てのアプローチを何度も見せてきました。不安定な状況において、こうしたことは子どもたちを安心させ、学校の友人や先生たちと急に会えなくなったことに対処できるようになります」
世界中から尊敬の念や注目を集めるキャサリン妃。新型コロナ禍での子育てにも、抜群の手腕を発揮しているようだ。
(Hint-Pot編集部)