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キャサリン妃 3人の子どもたちの「お行儀の良さ」に称賛 5つの育児テクニックを専門家が分析
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キャサリン妃シャーロット王女ダイアナ元妃ジョージ王子森昌利ロイヤルファミリー
頭にそっと手を置いたり、子どもらしい行動にも寛大に 英紙が報じる
キャサリン妃は、英国の母の日である3月22日に、4枚の写真を公式SNSに投稿しお祝いした。1枚目は子どもたちを背負って走る妃とウイリアム王子。2枚目にはダイアナ元妃と子どもの頃のウイリアム王子とヘンリー王子、3枚目には実母キャロル・ミドルトンさんが赤ちゃんの頃の妃を抱いている写真。そして、4枚目はジョージ王子からの母の日のメッセージカードだった。先日もスーパーマーケット「セインズベリー」で3人の子どもと一緒の姿が目撃され、良き母であるイメージの強いキャサリン妃。その時のジョージ王子、シャーロット王女、そしてルイ王子の“お行儀の良さ”も話題になっていた。どうすればキャサリン妃のように、良妻賢母となり子どもたちをお利口に育てることができるのか。英大衆紙「ザ・サン」に児童発達学博士のレベッカ・チコット氏がさまざまな秘訣があることを解説した。
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1、頭にそっと手を置き、気分を落ち着かせる
お利口さんでお行儀の良い王子様と言っても、ジョージ王子もやはりまだ幼さが残る子ども。特に興奮すれば我を忘れて悪ふざけもしてしまうものだ。そんな時、キャサリン妃は優しく温かみのある行為で、しっかりと子どもたちをたしなめる。その行為とは、頭にそっと手を置くこと。この仕草が見られたのが2017年、実妹のピッパさんの結婚式。わけもなくはしゃぐジョージ王子の頭にそっと手を置いて、気分を落ち着かせると、公の場で静かに振る舞う大切さを教えていた。「これは良いつながりです」とチコット氏は語る。
2、子どもたちと同じ目線まで下がる
王室ファンなら、キャサリン妃が子どもたちと同じ目線までかがんで話しかけている写真を見たことがあるはず。このように、自分から子どもたちの目線までしゃがんで話すことで、押し付けではないしつけができる。チコット氏は「妃はとても素晴らしくバランスよい感受性と、しつけの境界線を持っています」と絶賛している。
3、時には子どもらしい馬鹿げた行動にも寛大に
昨年夏に撮影された、シャーロット王女がカメラマンに向かって“あっかんべー”をする有名な写真。この時のキャサリン妃は隣で大笑い。シャーロット王女の普通の子どもらしい行動に対して見せたこの寛大リアクションは、多くの親たちから「キャサリン妃の反応は素晴らしかった」と支持された。これが、子どもたちから「子どもらしさを奪わない」秘訣のようだ。
4、真剣な時にはハンドサインを効果的に使って
これもファンなら見覚えのあるシーン。飛行場でかかんしゃくを起こしたシャーロット王女をたしなめるキャサリン妃。指を立て、いつになく真剣な表情で王女に言い含めている。こうして「指を使っている時にママは真剣」というメッセージを伝えており、シャーロット王女はすぐに落ち着いた様子を見せていた。
5、自然の中で思い切り遊ばせる
子どもは外で遊ばせるのが一番。大自然の中で駆け回ることで心も身体も健全になる。キャサリン妃自身も「子どもたちを外で遊ばせることには、情熱さえ持っている」と話している。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)