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メーガン妃 「最初からキャサリン妃とは別に行動すれば良かった」と王室専門家 “ファブ4”も仲違いの原因に
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“王室引退”の原因に新たな説 責任も立場も違う2組の夫婦の間に確執が?
メーガン妃とヘンリー王子が主要王族から離脱して2か月が経とうとしている。英王室内での孤立と英タブロイド・メディアの度重なるゴシップ攻勢の2つが、夫妻の“王室引退”の背景にあるとして英メディアで報じられてきた。しかし、ここにきてキャサリン妃とウイリアム王子との“ファブ4(素晴らしい4人組)”の結成も大きな原因だったという新たな意見も加わった。メーガン妃は「キャサリン妃の引き立て役にされている」と気付き、2人の間に「不穏な空気」があると以前、注目されたこともある。最初から別々の道を歩めば幸せだったのだろうか……。英紙が報じた。
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英大衆紙「デイリー・スター」は、英民放テレビ「チャンネル5」のドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン:2年間のトラブル」(ハリーはヘンリー王子の愛称)の情報を先駆けて取材したという。同番組に出演した王室ジャーナリストのデイジー・マクアンドリュー氏のコメントに注目した。
マクアンドリュー氏は番組内で「それぞれがまったく違う人生経験を持ち、将来の道筋も違う。個性の強い4人が1つにまとまり、しかも幸せでいられることが可能だったでしょうか」と自らの疑問を提起。そして「メーガン妃とヘンリー王子は、最初からキャサリン妃とウイリアム王子と別行動を取れば良かったと思います」と結論付けたという。
確かに将来の国王となるウイリアム王子と次男のヘンリー王子では、担う重責が違う。もちろん未来の王妃となるキャサリン妃と、メーガン妃の立場も大きく異なる。
しかも大学時代に知り合い、若い頃の恋を成就させた兄夫婦に対し、プレイボーイの異名を欲しいままにした弟は離婚歴のある米国人女優と結婚。その人生観にもきっと大きな違いがあったことだろう。
2組の夫婦のそういった違いがありながら、当初は“ファブ4”という形で常に仲の良い4人組を演じなければならない状況となったことで、後にヘンリー王子が「兄とは別々の道を歩んでいる」と語るように、兄弟夫妻の間に確執と別離が生まれたことを、マクアンドリュー氏は示唆したと伝えた。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)