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キャサリン妃とウイリアム王子 学生時代の甘酸っぱい思い出 関係をメディアに悟られぬよう工夫した日々が明らかに
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大学では同じ寮 外出や食事の時間を別々にするなど注意を払う
2011年4月に世紀の結婚を果たし、それ以降は将来の国王、王妃のカップルとして英王室をリードするキャサリン妃とウイリアム王子。2人が付き合い始めたのは2001年にさかのぼる。大学時代に知り合った19歳同士の恋だったが、“監視”を続ける英メディアに関係を悟られないように、工夫を凝らしていたことが明らかになった。英紙が伝えている。今年になって2人は、公の場でボディタッチが増えるなどラブラブぶりが話題になった他、新型コロナ禍ではビデオ通話を利用して2人揃って姿を見せて英国民を励ますなど、確固たる信頼を築いている。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、スコットランドのセント・アンドルーズ大学の2年目に恋に落ちたキャサリン妃とウイリアム王子。同じ学生寮に住んでいたが、英メディアの注意をそらすため、工夫を凝らして関係を秘していたという。
王室専門家のケイティ・ニコール氏によると、同じ寮に住むキャサリン妃とウイリアム王子の部屋は別の階にあったが、それも単なる「見せかけ」だったと証言する。
ウイリアム王子が、大学でのファッションショーに出演したキャサリン妃に“一目惚れした”という話は有名で、ニコール氏は「(ファッションショーの出会いから)2人は大学生としてはごくありきたりの恋を楽しみました」と話す。
もちろん、そうとはいえ、将来の国王でもあるダイアナ元妃の長男の恋を隠すのは大変だった。年頃になったウイリアム王子の行動は常に英メディアに“監視”されていた。ニコール氏は「2人は寮を出る時間をずらしたり、食事の時間を別々にしたりという“作戦”を使いました。公の場では絶対に手をつながずに、2人の関係を単なる同級生という形に見せかけたのです」と語る。
そして、出会ってから3年後の2004年、スキー旅行をした2人のキスシーンが激写されて関係が発覚。キャサリン妃に対する取材攻勢が激しくなり、ウイリアム王子を悩ませた。
その後、2007年4月に破局報道が流れ、恋の“終焉”とみられたが、同年6月にウイリアム王子がキャサリン妃こそ「最愛にして唯一の女性」と思い直してロマンスが復活。今では3人の子宝にも恵まれ、まさに英国の模範と言える幸せな家庭を築いている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)