新型コロナウイルスの最前線で働く人々に感謝を伝えるイベントに

　エリザベス女王が、現在、英国の新型コロナウイルスの最前線で闘う人々を称えるガーデンパーティーを計画していると英紙が伝えた。現在、英政府は医療従事者や配送配達員、スーパーなどで働く人々を表彰する案を検討しており、女王はそのイベント開催の依頼を受けるとみられている。英王室のガーデンパーティーといえば、今年は新型コロナウイルスの影響でキャンセルとなったが、バッキンガム宮殿にゲストを招き毎年5月に開催される恒例行事。カミラ夫人、キャサリン妃ら王族も出席して行われる華やかな様子は、英メディアをはじめ世界から注目を集めてきた。

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　英大衆紙「デイリー・ミラー」は、英国で新型コロナウイルスの最前線で闘う人々は、エリザベス女王が開催するバッキンガム宮殿でのガーデンパーティーというご褒美を受けるかもしれないと伝えた。英国内が新型コロナに見舞われる中、献身的に最前線で働く人々は約3か月間、全力を尽くして国を支えている。

　この危機の中で働き、貢献してきた看護師、店員、郵便配達員、配送配達員、介護者などの人々を、英国議会は表彰に値するとしてリストを作成し始めたという。記事によると、政府の情報筋は次のように語っている。

「新型コロナウイルスの最前線で犠牲を払って闘っている人たちを祝福するのにふさわしい方法だと考えられています。案がまとまる前、年末に向けて決断が下されることを望んでいます」

　エリザベス女王は英政府からの計画の申し出を受け入れ、ガーデンパーティーという形でイベントを開催するのでは、とみられている。宮殿の情報筋によると「いかなる政府の案も入念に検討されます」という。

　その計画について把握している関係者は「チャリティ団体や企業などの地元グループが、称賛されるべきコミュニティのヒーローを推薦することができる」と明かした。女王がチャールズ皇太子とカミラ夫人夫妻、ウイリアム王子とキャサリン妃夫妻と一緒に出席できることを望んでいると伝えた。

（Hint-Pot編集部）