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ヘンリー王子とメーガン妃は“負け犬” 新型コロナ禍で模範となった英王室と対照的 「価値のない存在」と専門家酷評
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英王室は模範となり、国民の不満や不安を解消したと指摘
メーガン妃とヘンリー王子は「big losers(大きな負け犬)」。英大衆紙「デイリー・スター」に衝撃的な見出しが踊った。新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン下で、ロイヤルファミリーは模範となり、大きくイメージを上げたと王室専門家は評価。一方で、“王室引退”したヘンリー王子夫妻だけが「例外となった」とし、「まったく価値のない存在になった」と断じている。英王室ではウイリアム王子とキャサリン妃が頻繁にビデオ通話に登場して国民に寄り添っているだけに、新天地でヘンリー王子が「孤独」と伝えられるなど、存在感を示すことができなかった夫妻へ向けられる視線は冷たい。
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「スター」紙によると、英王室関連の著作を34年にわたって執筆してきたフィル・ダンピエ氏は、エリザベス女王やキャサリン妃、ウイリアム王子らロイヤルファミリーの主要メンバーが新型コロナ危機の中、国民を励ますスピーチや行動などでイメージを上げたと評価。そして、「メーガンとハリー(ヘンリー王子の愛称)だけが例外となった」と発言した。
ダンピエ氏は、ロックダウンという異常事態で英王室が模範となり、国民の不満や不安を取り除いていると指摘。一方、王室主要メンバーから離脱して米ロサンゼルスに移住したメーガン妃とヘンリー王子は新天地で「孤立してしまい、英国にとってはまったく価値のない存在になった」とバッサリ。さらには2人を「big losers」と評した。
確かにストレスが溜まるロックダウン生活を強いられている英国人にとって、キャサリン妃とウイリアム王子の行動は大きな励ましになった。頻繁にビデオ通話に登場したり、家族のプライベート写真をSNS上に公開したりするなど、国民に寄り添う姿が称賛されている。
一方、メーガン妃とヘンリー王子は……。8月11日発売予定の伝記の話題が先行。新型コロナウイルス感染拡大という未曾有の危機に、こうした「自分ファースト」の姿勢がダンピエ氏の目には“大きな負け犬”に映ってしまったのではないだろうか。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)