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メーガン妃 政界進出も視野と英紙が報道 「英国を去った直感は正しかった」と友人に語る
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人種差別撲滅へすべてを捧げる使命感 6分間のスピーチに称賛の声も
“王室引退”で英国を去った「直感」は正しかった――。メーガン妃がそう友人に語っていることが明らかになった。米ロサンゼルスに帰り、新型コロナウイルスでのロックダウン中に起こったジョージ・フロイドさんの悲劇。白人警官の行きすぎた暴力の犠牲となった黒人男性の死に6分間の情熱的なスピーチを動画で行い称賛の声が上がったメーガン妃は今、米国での構造的な人種差別撲滅にすべてを捧げる使命感に燃えているという。妃自身も“些細な仕草”でさえも熾烈なバッシングの標的になっていたが、これも英国内の「人種差別」によるものだと一部報道され議論を呼んだことがある。
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英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、友人筋が同紙の取材に応じ「メーガン(妃)は、今こそリーダーとしての責任を果たさなくてはならないと話している」と語り、今後も黒人差別撤廃を訴える「Black Lives Matter(BLM)」運動に積極的に関わるとともに、将来の政界進出さえ視野に入れていることが明らかになった。
またこの友人は、メーガン妃が人気司会者のオペラ・ウィンフリー氏を始めとするアメリカの黒人有力者達と頻繁に会談を重ねていると語っている。今回の抗議運動を今後どのように展開していくかを話し合い、その中で「自分が解決策となるような役割を果たしていきたい」と望んでいるという。
「メーガンは今、役者業以上に社会的なリーダーとしての使命感に燃えています。そして『私の力で世の中を変えたい』と話しており、将来の政界進出も示唆しています」
確かに主要王族として英王室にとどまっていれば、ここまで政治的な運動に関わることはできない。“王室引退”したが今や世界的な知名度を得たメーガン妃。今後は黒人の母を持つ「公爵夫人」として、人種差別と戦う姿勢をさらに明確にして行く構えを見せている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)