暖房対策も今一度確認　ブラッシングも効果的

　では、暑くて考えたくはありませんが、季節が変わって暖房をつけるタイミングについてはどうでしょうか。全国的には、平均気温が大きく下がる11月くらいから徐々にエアコンをつけ始める家庭が多いと言われています。

　人間が肌寒さを感じるのは、気温が16度前後になった時。室温が16度以下になると呼吸器疾患に影響が出たり、快眠が損なわれたりするなどの研究データも出ているそうです（参考：くらしTEPCO）。

　目安として、室温が20度を下回ったら暖房を使い始めていいでしょう。人間と猫、どちらの健康のためにも我慢しすぎず、肌寒さを感じたら暖房をつけることをおすすめします。暖房嫌いの猫ちゃんの対策法は以下の通り。

・窓や床から離れたところに寝床を作る

・猫のベッドに毛布を敷く（屋根付きの場合は上からも毛布をかける）

・ベッドの下に断熱シートを敷く

・ベッドの中に湯たんぽを入れる

・窓にシートを貼って窓からの冷気を防ぐ

・食事スペースやトイレ周りにマットを敷く

・ブラッシングで血行を促進させる

　冷房と同様に、室内に温度計がない場合は猫が寒がっている様子かどうかをチェックしてください。身体を丸めたり、毛布やフリースなどの上に乗るといった仕草が見られたら、暖房をつけて部屋を暖めましょう。エアコンの設定温度は、夏は26～28度、冬は20～23度を心がけてください。

（猫ねこ部）