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キャサリン妃 遊び心満点のプリントドレス姿はまさに“グリーンの女王” 隠されたメッセージとは
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英国の英雄マレーをサプライズゲストにテニス少年少女と歓談
キャサリン妃は現地時間10日、男子テニスの元世界1位アンディ・マレー(英国)をサプライズゲストに迎え、サウス・ロンドンにあるボンド小学校のジュニアアスリートとのビデオ通話に参加した。妃は新型コロナウイルスの影響で、今年の開催が中止になったウィンブルドン選手権の芝を思い起こさせる、美しいグリーンのドレス姿を披露し話題を呼んでいる。グリーンのプリントドレスと言えば、今年3月初旬、アイルランド公式訪問時に着用。同地のシンボルカラーを身に着ける配慮と、そのゴージャスな雰囲気から「キャサリン妃はグリーンの女王だ」と称賛の声が上がっていたことを想起させる。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、妃が着用していたのは英国人モデルでDJのハーレイ・ヴィエラ・ニュートンによるブランド「HVN」のシャツドレス。価格は665ポンド(約9万円)で、テニスラケットを握った男女がプリントされているのが特徴だ。髪型はスポーティなポニーテールにして、ゴールドのイヤリングを着けている。
2013年と2016年のウィンブルドン選手権で優勝したマレーは、ビデオ通話の中で「一番大切なのはテニスを楽しむこと」と子どもたちに伝えた。他にも競技を楽しんでプレーすることの重要性や、プロアスリートとしての経験などを語っている。
ファッションにメッセージを込めていると言われるキャサリン妃だが、今回も例外ではなかった。ウィンブルドンの芝を思い起こさせるグリーンを基調とした、テニス選手のイラストがプリントされた遊び心あふれるドレスを着用しており、英国の英雄マレーへの敬意を表し、テニスを愛する少年少女の心に寄り添ったようだ。
キャサリン妃は、ロックダウン後も度々、ファッションに隠されたメッセージが注目を集めた。カナダの病院スタッフとビデオ通話した際は同国のナショナルカラーである赤を基調としたドレスを着用。国民健康保健サービス(NHS)の72周年を祝った時はオフィシャルカラーである青と白のドレス姿だった。さらに、ビデオ通話で着用した服装の色を合わせるとNHS支援のシンボル「虹」になると話題になったことも。
今回のビデオ通話の模様は、ウイリアム王子とキャサリン妃の公式SNSで公開された。「ウィンブルドン選手権の決勝戦が行われるはずだった週末を記念し、サプライズゲストのアンディ・マレー氏とともに若いテニスプレーヤーと話をしました」とコメントが添えられた投稿には、「妃は落ち着いた雰囲気で、それでつい見てしまいます」といった称賛コメントが寄せられている。
(Hint-Pot編集部)