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コロナ禍のお盆、夏休みはどう過ごす? ステイホームが浸透 「自宅で過ごす」は7割超に
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再び感染が広がっている新型コロナウイルス。株式会社ネクストレベルが運営する「縁結び大学」は「2020年8月のお盆休み&夏休みの過ごし方」について18~49歳の男女436人を対象にアンケートを実施。今年のお盆休みを「自宅で過ごす」と答えた方は70%を超え、旅行やレジャーを楽しむと回答した方は約8%にとどまりました。また、政府主導の観光支援策「Go To トラベルキャンペーン」を「利用しない」と答えた方は80%超。今年はやはり静かな夏になりそうです。
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8割以上が“Go To トラベルキャンペーン”を「利用しない」 アンケート結果
ステイホームの意識は高いようです。調査は、2020年7月22日~7月25日に行われ、「8月のお盆休みをどのように過ごしますか?」との問いに「自宅で過ごす」と答えた方は70.5%と全体の7割を超えました。具体的な内訳をみると「家で過ごす(43.1%)」、「買い物に出掛ける(17.1%)」、「仕事をする(10.3%)」という結果に。「実家へ帰省する」は9.9%、「旅行やレジャー」と回答したのは約8%にとどまっています。
「Go To トラベルキャンペーン」については8割を超えて83.3%が「利用しない」と回答。「迷っている」が12.8%、「利用を決めている」は3.9%という結果になりました。
では、実際に家でどのように過ごす予定なのでしょうか。「家で小さいプールで子どもと遊ぶ予定」(41歳男性)、「テレビを見て過ごす。普段はやらない料理に挑戦してみる。仕事へ行く。友人とカフェへ行く。友人と公園で遊ぶ」(24歳女性)、「兄の家族と我が家の庭でBBQをする予定」(42歳男性)、「友人宅でパジャマパーティーをします」(30歳女性)などの声が寄せられています。
一方で「実家へ帰省し、子どもを見せる。外出等は控えて実家でおしゃべりする程度。落ち着いていたら温泉にも行きたいと思っています。あとは自宅でハンドメイド」(29歳女性)、「自転車で半径20キロ圏内を探索する予定」(45歳男性)と、密を避けながら楽しもうとする予定も。
アンケートでは、子どものいる人に「お盆休みに帰省しますか」と質問したところ、「しない」と答えた方は91%に達しました。「実家の両親が高齢なので不安があり今年は見送った」(47歳男性)、「状況次第では子どもの成長を見せに行きたいが、現時点では難しいと思っている」(36歳男性)、「子どもは祖父母と会いたがるが、万が一のことを考えると今年は見送る方が良いのではと思っている」(43歳女性)などの理由があるようです。
また「子どもが暇するのではないかと心配」(36歳男性)、「家にこもっているだけだと暇を持て余してしまうのではないかと不安です」(33歳男性)という声もありました。ステイホームを意識しつつ、新しい過ごし方を工夫することが必要なのかもしれません。
(Hint-Pot編集部)