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外出自粛下で広がるママ友たちの「オンライン会」の実態 家事終了後の“夜開催”が主流 困ったことは?

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ママ友同士のコミュニケーションが息抜きに(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ママ友同士のコミュニケーションが息抜きに(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「今後も参加したい」ママは6割超 アンケート結果

 緊急事態宣言の解除後も、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う外出自粛が長期化している中で、子育てママの間で、新たなコミュニケーションとして「オンラインママ会」が広がっているようです。自宅から、スマートフォン、PCを活用してママ友同士でつながる「オンラインママ会」の実態はどのようになっているのでしょうか。株式会社マインドシェア・ママ・マーケティング・カンパニーは子育てママ250人に「オンラインママ会の実態」に関するアンケート調査(6月2日~4日、参加体験型コミュニティ「ママノワ」の会員)を実施しました。

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 調査によると、オンラインママ会に「参加したことがある」ママは全体で43.6%。そのうち「参加したことがあるが、今後は参加したくない」と答えたマママは5.3%にとどまりました。さらに「参加したことはないが、今後は参加したい」と答えたママは28.4%となり、「参加したことがある」層も含めると「参加したい」と考えているママは6割超えに。外出自粛が長期化している中、「オンラインママ会」に期待している様子がうかがえます。

「今後も参加を希望する」ママの声としては「出会えてない期間の事を話したり、不安を共有できて気持ちが晴れる」「思っていた以上に息抜きになった」と“ストレス解消”の場として楽しむ意見が目立ちました。加えて「やって良かったこと」としては、「会えないけど、顔を見て話すことで少しでも会えないというストレスが減りました!」「出かける手間が省けて時間を有効に使える」「すっぴん部屋着で楽だった」など精神面での影響や、時間の有効活用などの声が上がっています。

 一方で「今後参加したくない」としたママの間では「ずっと会話をしていなきゃいけないので疲れました」「画面越しだと、表情を細かく見られている感覚があり、落ち着かないからです」など気疲れの声も。「困ったこと」の意見としては「盛り上がって一斉に話すと何にも聞こえないのが唯一困ったことです」「やめ時が分からない。飲みすぎてしまう。ペース配分できなかった」「お店のように時間制限もなく、逃げる口実もなく、ダラダラと長話になりがち」など“お開き”のタイミングの難しさがありそうです。

「開催時間帯」の問いでは、1位は20~22時で26.6%に。22~24時が18.1%と続き、その日の家事がすべて終わった20時以降の夜の時間帯に開催されていることが多いようです。さらに「飲んだり食べたりしたもの」には「お茶やソフトドリンクと購入したお菓子やおつまみ」が22%で1位。ノンアルコールが主流かと思いきや「お茶やソフトドリンクのみ」と「アルコール飲料と購入したお菓子やおつまみ」が20%で続きました。

 外出自粛の長期化で広まる「オンラインママ会」。ストレス解消や時間の有効活用などには役立つものの、やめ時のタイミングなどには注意が必要なようです。

(Hint-Pot編集部)